28年ぶり復活! 斬新「コンパクトカー」が凄い! 全長4.1mボディに「550馬力」×後輪駆動パワトレ採用! 名車オマージュの「レトロデザイン」&“左右非対称”のお洒落内装もイイ! ルノー「5ターボ 3E」とは?

1980年代にラリーシーンを席巻した「ルノー5ターボ」が、最新の電動技術をまとい「ルノー5ターボ 3E」として現代に蘇りました。小型ながらスーパーカー級の性能を備え、日本導入も予定されている注目の一台です。デザインや走りだけでなく、遊び心あふれるインテリアにもルノーの本気が感じられます。

往年の名車が復活!

 自動車の世界では、過去の名車が現代技術によって新たな姿で甦る瞬間があります。単なる懐古趣味にとどまらず、当時の思想や情熱を未来へつなぐ試みは、多くのファンの心を惹きつけてやみません。

左右で違うカラーリングのチェック柄シートもお洒落!
左右で違うカラーリングのチェック柄シートもお洒落!

 そんな象徴的な一台が、2025年3月18日にルノーから発表されました。小型でありながら圧倒的な存在感を放つ新型モデル「ルノー5ターボ 3E」です。

 翌日には日本法人からも発表があり、日本市場への導入が予定されていることが明らかになりました。

 そもそも「ルノー5(サンク)」は、1972年に登場したコンパクトハッチバックで、当時としては斬新なデザインと合理的なパッケージングが評価され、ヨーロッパで爆発的な人気を博しました。

 縦置きエンジンと前輪駆動を組み合わせた構造により、取り回しの良さと広い室内空間を両立させた点も成功の要因です。

 日常用途を意識した実用モデルに加え、スポーツブランドであるアルピーヌが手がけた高性能仕様も用意され、サンクは幅広い層から支持を集めました。

 その歴史の中でも特に強烈な印象を残したのが、1980年に登場した「ルノー5ターボ」です。

 世界ラリー選手権への参戦を目的に開発されたこのモデルは、ベース車の面影を残しながらも、エンジンを車体中央に搭載し後輪を駆動するという大胆な構成を採用しました。

 大きく張り出したリアフェンダーはその象徴であり、グループB時代のラリーシーンで圧倒的な戦闘力を発揮しました。

 その後、1984年には2代目サンクが登場し、デザインを進化させながら「GTターボ」や高級志向の「バカラ」など多彩な派生モデルが展開され、1996年まで生産が続きました。

 生産終了後は「クリオ」、そして日本では「ルーテシア」が実質的な後継としてその役割を担ってきました。

 近年、ルノーはこの伝説的な名前を再び表舞台に戻しています。2024年のジュネーブモーターショーでは、電気自動車として生まれ変わった「ルノー5 E-TECH」が発表され、往年のサンクを思わせるデザインが大きな話題となりました。

 そして今回、その流れをさらに突き詰めた存在として、サンクターボの精神を受け継ぐルノー5ターボ 3Eが登場したのです。

 ルノーはこのモデルを、1980年代に活躍したルノー5ターボおよびターボ2を現代の技術で再解釈した、100%電動の小型スーパーカーと位置づけています。

 ボディは全長4080mm×全幅2030mm×全高1380mmとコンパクトながらも非常にワイドで、専用設計のアルミシャシとカーボンボディを組み合わせることで、EVでありながら車両重量1450kgという軽量化を実現しました。

 駆動方式は後輪駆動で、左右の後輪それぞれに200kWのインホイールモーターを搭載しています。

 システム全体で最高出力540馬力を発生し、最大トルクは480Nmという驚異的な数値を誇ります。その結果、0から100km/hまでの加速は3.5秒を切り、最高速度は270km/hに達します。

 バッテリー容量は70kWhで、WLTPモードにおける航続距離は約400kmとされ、スーパースポーツ級の性能を持ちながら日常使用も視野に入れた設計となっています。

 デザイン面では、5 E-TECHをベースにしつつ、より攻撃的なフロントフェイスや大きく張り出したリアセクションが与えられ、往年のサンクターボを彷彿とさせます。

 ボディサイドのダクト風意匠やレトロな書体のグラフィックも、ファンにはたまらない演出でしょう。

 インテリアもまた個性的で、左右のシートで色を変える大胆な配色が目を引きます。ポップな黄色をアクセントに、グレーとブラックのタータンチェックを組み合わせたコーディネートは、レトロでありながら非常に洗練されており、ルノーらしい遊び心とデザインセンスを強く印象づけます。

 生産台数は初代サンクターボの登場年にちなんだ1980台限定とされ、日本仕様の詳細については今後順次明らかにされる予定です。

 過去の栄光と最先端技術が融合したこの一台は、単なる復刻を超えた存在として、多くの注目を集めることになりそうです。

【画像】超カッコイイ! これが“「550馬力×後輪駆動」の斬新「コンパクトカー」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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