ホンダの斬新「軽ピックアップ」に“反響殺到”!「アウトドア遊びにサイコー!」「デザインが本当にカッコイイ…」の声も! 日本にピッタリな「遊べる軽トラ」アクティ・スポーツがすごい!

ホンダが2002年に提案した、軽商用車のコンセプトカー「アクティ・スポーツ」。SNSなどでは、この幻のモデルを再評価する声が見られます。

ホンダの斬新「軽ピックアップ」に“反響殺到”!

 世界各国で開催される「モーターショー」は、自動車メーカーが未来の技術やデザインの方向性を示すショーケースであり、数多のコンセプトカーが現れては消えていく場所でもあります。

 その多くは市販化されることなく、やがて忘れ去られていきますが、中には強烈なインパクトを残し、数十年が経過してもなお「なぜ市販化されなかったのか」と惜しまれ続けるモデルが存在。

 2002年の「第36回 東京モーターショー」において、ホンダが提示した斬新な軽商用車のコンセプトモデル、「アクティ・スポーツ」も、間違いなくその筆頭に挙げられる一台でしょう。

ホンダの斬新「軽ピックアップ」に“反響殺到”!
ホンダの斬新「軽ピックアップ」に“反響殺到”!

 同車のベースとなったのは、1977年の登場以来、ホンダの商用車部門を支え続けた名車「アクティ」です。

 ホンダ初の四輪車「T360」の血統を受け継ぎ、エンジンを車体中央に配置するMR(ミッドシップ・リアドライブ)レイアウトを採用したこの軽トラックは、空荷時でもトラクションが抜けにくい走行性能の高さから、農作業や配送の現場で絶大な信頼を得ていました。

 しかしアクティ・スポーツは、そうした「働くクルマ」としての堅実なイメージを覆す、遊び心あふれるモデルへと変身を遂げていました。

 アクティ・スポーツのコンセプトは、アクティが持つ高い実用性をレジャー領域でフル活用すること。「アクティブ(活動的な)」という車名の由来に立ち返り、ビジネスユースだけでなく、週末の遊び道具としてのポテンシャルを引き出すために開発されました。

 ボディスタイルは、ルーフやリアセクションを大胆に改造したピックアップトラック仕様。全長3395mm×全幅1475mm×全高1745mm(キャリア除く)という軽規格のサイズに、オレンジとホワイトのツートーンカラーをまとい、商用車の無骨さを感じさせないポップな外観に仕立てられていました。

 最大の特徴は、徹底的に作り込まれた荷台周りの機能性です。ベッド(荷台)には泥や水汚れを気にせず使える樹脂製パネルを採用し、アオリと一体化したボディには、サーフボードなどの長尺物を積載可能なステンレス製のパイプキャリアを装備。

 このキャリアには作業用ルーフランプや小物収納ネットが備え付けられており、濡れたウェットスーツや汚れたギアをそのまま収納できるなど、サーフィンやマリンスポーツでの使用が具体的に想定されていました。

 さらに、リアパネル上部には電動ウインチを搭載し、サイドのアオリ内部には取り外し可能なラダーレールを収納。これは重量のあるバギーやオートバイの積み下ろしを一人でも容易に行えるよう配慮されたものでした。

 インテリアもまた、外観の楽しさを反映した空間となっています。明るいペールベージュを基調に、エクステリアと共通のオレンジをアクセントカラーとして採用。無機質になりがちな商用車の車内を、ワクワクするようなコクピットへと昇華させていました。

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 残念ながら、このアクティ・スポーツがそのまま市販化されることはありませんでした。

 しかし、発表から20年以上が経過し、空前のアウトドア・キャンプブームが到来している現在、SNSなどのネット上ではこのモデルを再評価する声が高まっています。

「デザインが最高にカッコイイ」「時代が早すぎた傑作」「今これが出たら即決で買うのに」「仕事にも趣味にも活躍しそう」「これソロキャンプや釣り用に最適な相棒になるな」といった、現代のライフスタイルとの親和性の高さを指摘するコメントが数多く見られます。

 また、ベース車であるアクティ自体が2021年に生産終了していることから、「ホンダの軽トラ復活を願う」「『N-VAN』もいいけど、やっぱりトラックの開放感が欲しい」といった、ホンダ製の軽トラックを再販して欲しいという切実な要望も聞かれます。

「道具を使い倒す楽しさ」を形にしたアクティ・スポーツの精神は、助手席側ピラーレス構造で新たな使い勝手を提案した現行モデル「N-VAN」などにも確実に受け継がれています。

 しかし、遊びに特化した小さなピックアップトラックという提案は、今なお多くのファンの心を掴んで離さない「叶わなかった夢」として語り継がれているのです。

【画像】超カッコイイ! これがホンダ斬新「軽ピックアップ」です!(39枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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