ダイハツ「タント」に“ド迫力”の新提案! “漆黒の顔面”採用した「タント カスタム クロメキ」登場へ 軽最大級の「大型横基調グリル」でワイド感を強調! 東京オートサロン2026で公開
ダイハツが「東京オートサロン2026」で公開予定のカスタマイズカー「タント カスタム クロメキ」。都会の夜に似合う迫力をフロントフェイスなどで表現したという、このクルマの注目ポイントを探ります。
「“超”大開口モデル」がオートサロンで初公開へ!
「東京オートサロン2026」(会期:2026年1月9日〜1月11日、幕張メッセ)におけるダイハツ出展車両の中でも顔つきで注目を集めそうなのが、「タント カスタム クロメキ」です。
エクステリアのドレスアップパーツの加飾だけでなく、フロントグリル、フロントバンパーまわりまで大幅なデザイン変更が施されているのが見て取れます。

タント カスタム クロメキは、都会の夜に似合う迫力を顔つきなどで表現したと説明されています。
公開されている画像を見てみると、ナンバープレートには「Tanto CUSTOM KUROMEKI」に加えて、「光」編(へん)に、「黒」旁(つくり)からなる創作漢字が配置されています。
その迫力は、写真からも“半端ない仕上がり”であることが伝わってきます。最大の見せ場は、ヘッドライトの外側から下までほぼ一直線に線を描く“大開口グリル”。
スクエアな形状もさることながら、ボディサイズに制約がある軽自動車の中でも最大級か、と思わせる大きさが目を惹きます。しかも、大開口グリルを横基調とすることで、ワイド感を演出しています。
ヘッドライトこそカタログモデルの「カスタム」と同じように見えますが、フロントのエンブレムは、ダイハツのマークから「DAIHATSU」ロゴへと変更し、一味違う顔つきに。
足元は、メッシュ調スポークと専用エンブレムが備わるアルミホイールを履いていて、フロントグリルとともにカスタマイズの可能性が提案されています。
そのほか、フロントグリルとリヤガーニッシュを光らせることで、洗練されたムードを放っているのも見どころ。バックドアスポイラーやスカッフプレートなどのダイハツ純正用品も採用し、現実性の高いカスタマイズとして提案されている点もポイントです。
インテリアの写真は公開されていませんが、グレーとパープルの組み合わせにより、都会的で上品な艶感が表現されているとのことで、ムーディな仕立てが期待できます。
「クロメキ」の車名から想像すると、インテリアもエクステリアにもクロームメッキの加飾が配されている可能性があります。
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タントは、“ミラクルオープンドア”による乗降性の良さなどで、主に子育て層から支持されています。
タント カスタム クロメキは、こうしたメインユーザーも含めてカスタマイズを楽しみたい幅広い層から注目を集めそうです。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。










