トヨタ「ヴェルファイア“セダン”!?」まもなく公開! 後輪駆動&超パワフルな「V8」×全長5m級の「堂々ボディ」! ド迫力マスクもカッコいいNATSの「LS」カスタムとは
日本自動車大学校(NATS)が「東京オートサロン2026」出展に向けて現在製作中の「ヴェルファイア セダン」に大きな注目が集まっています。どのようなクルマなのでしょうか。
若きクリエイターたちの挑戦に期待大!
カスタムカーイベント「東京オートサロン2026」の開催を間近に控え、日本自動車大学校(NATS)が製作中の「ヴェルファイア セダン」に大きな注目が集まっています。
ミニバンとセダンを融合させた斬新なコンセプトに、ネット上では「早く実車を見てみたい」「オートサロンの目玉になる」といった期待の声が寄せられているようです。

毎年1月に開催される恒例イベントの「東京オートサロン」は、アフターマーケットやカスタム文化の祭典として知られています。
その中でも日本自動車大学校は、自動車整備士やカスタムビルダーの育成に力を入れている専門学校として、長年にわたり個性的な作品を出展してきました。
過去には複数のコンテストで受賞実績を持つなど、その技術力と創造性は高い評価を得ています。
今回のプロジェクトのひとつとして先行公開された“ヴェルファイア セダン”は、16代目となって従来とは異なるクロスオーバースタイルのラインナップを一気に拡充したトヨタの「クラウン」シリーズに触発された作品です。
学生たちは「ミニバンの迫力」と「セダンの優雅さ」という異なる魅力を一台に詰め込むという挑戦的な試みに取り組んでいます。
ベース車両には、レクサス「LS460」(4代目)が選ばれました。4.6リッターV型8気筒エンジンを搭載したFR(後輪駆動)レイアウトの大型高級セダンです。
この骨格に、トヨタの人気高級ミニバンであるヴェルファイアのフロントフェイスやリアの造形を融合させる作業が進められています。
学生たちは車体の切断や形状の再構築を丁寧に行い、細部にわたって調整を重ねています。
2025年12月に公開されたNATS公式YouTubeチャンネルの進捗報告動画では、フロント部分がほぼ完成に近づいていることが確認できます。
ヘッドライトを収めるためにFRPを重ねて滑らかな面を再構築する様子など、プロ顔負けの作業工程が紹介されていました。
サイドには、ヴェルファイア用ドアプロテクターを加工してサイドステップとして転用しており、横一線に流れるメッキパーツが上品なラインを生み出しています。
リア部分については難易度の高い作業が続いているといい、特にヴェルファイアのテールランプを自然に取り付けるため、トランクパネルを延長する工程に工夫を凝らしています。
給油口の位置も考慮しながら左フェンダーの形状を調整する必要があり、学生たちは部品同士の干渉を避けつつも、違和感のない造形を目指して作業を続けているとのことです。
年末時点では外装のパテ作業が大詰めを迎え、12月中旬には塗装工程に移行する予定とされています。内装のリメイクも進行中で、白を基調としたLS500(現行モデル)風の上質な雰囲気を目指しているようです。
外観と内装を同時進行で仕上げていく日程はタイトですが、学生たちは互いの技能を補完し合いながら作業を進めています。チームワークが制作の大きな原動力になっているようです。
この独創的な試みに対し、ネット上では「学生のレベルを超えた完成度になりそう」「LSとヴェルファイアを組み合わせる発想に感心する」「日本のカスタム文化を盛り上げる素晴らしい挑戦だ」「完成したら現物を見に行きたい」「ミニバン×セダンという新ジャンルの可能性を感じる」「オートサロンで注目を集めるだろう」といった期待の声が続々と寄せられています。
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若きクリエイターたちが作り上げる挑戦的な一台が、東京オートサロン2026でどのような存在感を示すのか、発表の日を心待ちにする自動車ファンが増えています。
日本のカスタムカー文化に新たな風を吹き込む可能性を秘めた「ヴェルファイア セダン」の完成形に、大きな期待が寄せられています。
Writer: くるまのニュース編集部
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