1.8リッターエンジン搭載で「300馬力」! 最新型「小さな“MR”スポーツカー」がスゴい! 「軽量ボディ」もイイ“全長約4.2mマシン” 「アルピーヌA110」とは

2026年6月をもって生産終了が正式にアナウンスされたアルピーヌ「A110」。新車で手に入れられるチャンスは、いよいよ限られてきました。なぜいま、A110に注目すべきなのでしょうか。

なぜ「アルピーヌA110」は特別な存在なのか?

 ひとつだけ、確実に言えることがあります。それは、「残された時間は少ない」そして「欲しいなら1秒でも早く動け!」ということです。

 何のことかといえば、アルピーヌA110に関して。来年6月をもって生産を終了することが公式にアナウンスされ、すなわちそれは新車で手に入れるチャンスが残り少ないということを意味します。

創業70周年を記念した特別仕様車のアルピーヌ「A110 R 70 BLEU BLANC ROUGE」
創業70周年を記念した特別仕様車のアルピーヌ「A110 R 70 BLEU BLANC ROUGE」

 アルピーヌとはフランスのルノー系スポーツカーブランド。もともとはルノーのクルマやパワートレインを使ってチューニングカーや競技車両を作る、ルノーから独立したファクトリーでしたが、1973年にルノー傘下入り。その後はルノーワークスとしてモータースポーツ活動とともにオリジナル車両を生産してきました。

 しかし1995年に「A610」の生産を終えて以降、しばらくはアルピーヌのブランド名を使わず、「ルノー・スポール(R.S.)」として活動していました。

 そんなアルピーヌに変化が訪れたのは2017年。アルピーヌブランドが復活し、その第一弾として軽量ミッドシップのスポーツカーが世に送り出されました。それが新世代のA110です。

 何を隠そうA110は、筆者も大好きなクルマ。先立つ物さえあれば、絶対に買っています。

 その理由は、ただただピュアな運転感覚の素晴らしさに尽きます。その運転感覚が、何事にも代えがたい鳥肌モノのドライビングプレジャーをもたらしてくれるのです。

 小型でミッドシップのスポーツカーといえば、多くの人はポルシェ「ケイマン」を思い浮かべるでしょう。たしかにケイマンの走りは見事です。しかし、A110がドライバーにもたらす心地よさはそれ以上に感じられます。

 大きな違いは、グランドツーリングも考慮したどっしりとした安定性を備えるケイマンに対し、A110は軽さを徹底的に重視している点にあります。車両重量は約1100kg。マツダ「ロードスター」に大人ひとり分を足した程度です。

 軽さを武器に、ストイックにハンドリングと軽快感を追求。まるで自分の身体の一部のように動き、ひらひらと舞うようにサーキットやワインディングロードを走る感覚が、何より楽しいのです。

 ボディサイズは全長4178mm×全幅1798mm×全高1252mmとコンパクトです。搭載されるのは、1.8リッター直列4気筒ターボエンジン。最高出力は仕様によって252馬力から300馬力。人によっては「今どきのスポーツカーとしては非力」と感じるかもしれません。

 しかしそれは、「使いきれないハイパワーよりも、使いきれる適度なパワー」という思想の表れです。

 アルピーヌが求めているのは、本格サーキットでしか全開にできない超ハイパワーではなく、ワインディングロードで“踏み切れるパワー”。コントロールしやすく、「手のひらで転がせるパワー」と表現するのがしっくりきます。

 サスペンションの味付けも同様で、闇雲に限界を高めるのではなく、コントロール性を重視。かつて素のモデルでサーキット走行をした際、一般的には扱いが難しいとされるミッドシップ車でありながら、プロドライバーには及ばない筆者レベルの腕でもテールスライドを楽しめたことに、深く感動しました。

【画像】超カッコいい! これが最新型「小さな“MR”スポーツカー」です!(67枚)

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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