新車145万円! ホンダ斬新「“超小型”セダン」に反響殺到!「MT搭載ってサイコー!」「お金のない若者に最適だ」の声も! “全長4m”実現したユニークすぎる「ヴェゼル顔セダン」アメイズ印国仕様とは!
ホンダのインド法人は2025年11月28日、小型セダン「アメイズ」が衝突試験の評価において、高い安全性能を証明したと発表しました。これについて日本国内のSNSやネット掲示板などでも様々な反響が見られます。
新車145万円! ホンダ斬新「“超小型”セダン」に反響殺到!
ホンダのインド法人は2025年11月28日、小型セダン「アメイズ」が高い安全性能を有していることが証明されたと発表しました。
これは同国における最新の衝突安全評価プログラム「Bharat NCAP(バーラトNCAP)」で公表された試験結果に由来するもので、アメイズは成人乗員保護性能で最高ランクとなる5つ星を、子供乗員保護性能においても4つ星を獲得しており、前面衝突では先代モデル同等の高評価を維持しつつ、可変形バリアを用いた側面衝突試験でも良好な結果を残しています。
この総合評価は同クラスにおいて上位に位置づけられるものであり、コスト制約の厳しい新興国向けのコンパクトカーでありながら、受動安全技術が着実に進歩していることを強く印象づけました。

今回、高い安全性が証明されたアメイズとは、ホンダが海外市場を主力として展開している小型セダン。初代モデルは2013年に登場し、現行モデルは3代目にあたります。
そのボディサイズは全長3995mm×全幅1733mm×全高1500mmと非常にコンパクト。
これは現行のホンダ車における「世界最小のセダン」となりますが、このユニークな数値には明確な理由が存在します。
インドの税制は、全長が4mを超える乗用車に対して高額な税金が課される仕組みとなっており、販売価格を抑えるために全長を4m未満に収めることが大衆車の必須条件となっています。
そのためアメイズもこの規制をクリアすべく、限られた寸法の中でパッケージングを徹底的に煮詰めました。
そして寸法の制約ギリギリまでキャビンを拡大した結果、フロントやリアエンドは垂直に近い平面的なエクステリアデザインに。ある種「絶壁」のような独特のシルエットを完成させたのです。
しかしその恩恵として、リアのトランク容量はクラスを超えた416リットルもの大容量を確保。見た目以上の広さと実用性を実現しています。
インテリアにも、エントリークラスとは思えない仕立てを採用しました。水平基調のインストルメントパネルはベージュ基調の内装トリムとシートを組み合わされ、暖かみのある上質な空間を演出。大人5人が快適に移動できる居住性が確保されています。
パワーユニットには1.2リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力90馬力・最大トルク110Nmを発揮。トランスミッションには5速MTおよび7段変速モード付きのCVTを用意します。
ボディカラーは「メテオロイドグレーメタリック」や「ラディアントレッドメタリック」など全6色を設定。
現地での販売価格は79万9900インドルピーからとなっており、日本円換算で約145万円前後という、非常に競争力のある価格設定となっています。
※ ※ ※
先述のように今回このアメイズの安全性評価が報じられたことで、日本国内のSNSやネット掲示板などでは、そのコストパフォーマンスとパッケージングに対する様々な反響が寄せられました。
まず目立つのが、「想像以上にカッコいいな」「なぜこういう手頃なセダンを日本で出さないのか」といった、日本導入を求める声です。
特に「こんなコンパクトセダンを待っていた!」「MT設定があるのが素晴らしい」「ホンダのエンジンなら絶対に面白いし、日本でも人気が出るはず」「お金のない今の日本の若者に最適だと思う」「人生最後の新車にちょうどいい」など、昨今の日本市場で減少傾向にある「安価で扱いやすい5ナンバーサイズのセダン」を求める層からの支持が集まっています。
デザインについても、制約から生まれた独特の形状を「機能美があって良い」「『ヴェゼル』のセダン版って感じだね」と捉えるポジティブな意見が多く見受けられます。
その一方で冷静な市場分析もなされており、「かつて日本で販売された『グレイス』が定着しなかったことを考えるとアメイズも難しいのでは?」といった、セダンというボディタイプ自体が苦戦を強いられている日本の現状を踏まえた懐疑的な見方も存在するほか、日本の保安基準に適合させると価格が上昇してしまうのではないかという懸念の声も聞かれます。
このように、インド市場独自のパッケージングによって、取り回しのしやすい5ナンバーサイズ、必要十分な動力性能、そして安価な価格設定を備えたアメイズ。
仮に日本国内で販売されれば、SUVや軽ハイトワゴン全盛の市場に一石を投じる存在になり得る可能性を秘めていますが、やはり海外市場を念頭に開発された戦略モデルであるため、現在のところ日本導入に関するアナウンスはなされていません。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

































