トヨタ「“新”クラウン」登場! 実用向け「ステーションワゴンボディ」に斬新「白銀・黒銀2トーン」×豪華ブラック内装採用の「エステート」! 「世界に誇るモデル」表現の特別仕様車「THE 70th」とは
トヨタ「クラウンエステート」に特別仕様車「THE 70th」が設定されました。どのような仕様なのでしょうか。
専用「2トーン」&「ブラックラスター内装」採用の特別仕様
トヨタは2025年11月20日に、「クラウンエステート」へ特別仕様車「THE 70th」を設定して発売しました。
この特別仕様車はどのようなモデルなのでしょうか。

1955年に初代が登場してから、2025年で70周年を迎えるトヨタの高級乗用車「クラウン」。
そんなクラウン生誕70周年を記念して、いままで16代目現行型の「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」の各ボディタイプに特別仕様車が設定されてきました。
そしてついにクラウンエステートにも設定され、全車に特別仕様車がラインナップされることとなりました。
今回の70周年記念の特別仕様車“THE 70th”は、2.5リッターPHEV(プラグインハイブリッド)モデルの「RS」と、2.5リッターHEV(ハイブリッド)モデルの「Z」の両方に設定されており、ともに内外装に特別なものが用意されています。
まずエクステリアでは、“世界に誇る日本のクラウン”を表現した専用の外装色として、“日本の風景との調和”を表現したバイトーンのボディカラーである「プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール(9万9000円高)」と「プレシャスメタル×ブラック(5万5000円高)」の2色を特別にメーカーオプション設定。
そして足元にはマットブラック塗装を施した21インチアルミホイールが備わるほか、「THE 70th」ロゴをあしらった専用のサイドデカールもメーカーオプション(2万2000円)として設定されています。
インテリアには黒い艶感が特徴の特別内装色「ブラックラスター」を設定し、シフトノブ、インストルメントパネル、専用キー、プロジェクションカーテシイルミ、マニュアルケースに「THE 70th」のロゴがプラスされます。
さらにRSのTHE 70thには、レッドステッチがあしらわれたスポーツレザーシートや、ディンプル加工を施した本革巻き3本スポークステアリングホイール、アルミペダルもプラスされ、よりスポーティなクルマに仕上がっているのもポイントです。
このように特別な装備が与えられているにもかかわらず、RS“THE 70th”ではベース車から10万円高の820万円、Z“THE 70th”でも7万円高の635万円とわずかな値上がり幅に収まっているのも魅力的。
また、すでにクラウンエステートを所有しているオーナー向けのアップグレードサービスである「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」にも、特別仕様車同様の装備に変更することが可能です。
THE 70thのロゴをあしらった「プロジェクションカーテシイルミ」、「プレミアムシフトノブ」、「サイドデカール」のほか、シートベルトを好みのカラーに交換できるアップグレードアイテムの「カラードシートベルト」も追加され、既存オーナーにとっても注目できるサービスと言えるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。









































