初代「GT-R」はハコスカの高性能グレードとしてレースに勝つために誕生!?

快適装備全くナシ、走りのためだけのモデル

 また、当時のGT-Rはレース仕様のため、快適装備はないクルマでした。冷暖房をはじめ、ラジオ、時計など今では当たり前の装備もオプションのほか、助手席シートベルトまでもなかったというレース用に割り切られた仕様だったといえます。

レースに参戦する初代「GT-R」

 市販車のカタチをしたツーリングカーレースの参戦を目的として開発された「GT-R」。時代背景は、異なるものの歴代「GT-R」のなかでもトップの成績を残しています。

 初代「GT-R」のレースデビューは、1969年のJAFグランプリレース大会。そのデビュー戦で優勝を飾ります。とはいえデビュー戦は簡単に勝ってしまったというわけではなく、相手チームに対してペナルティが与えられたための優勝という苦しいスタートとなりました。しかし、その後は順調に勝利を積み重ねていき、通算50勝という記録を打ち立てました。

 いまや日本を代表する名車「GT-R」の歴史はこうしてスタートしたのです。

【了】

日産「スカイライン GT-R(初代)」の画像をチェック(7枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー