トヨタ「新ヴォクシー」に“反響殺到”!「とにかくカッコいい!」「乗ってるだけでステキな印象ある」の声も! キラリと煌めく「2段ヘッドライト」採用! 幸せファミリーの“新定番”「3列ミニバン」どう進化した!

トヨタが2025年9月2日に発売した「ヴォクシー」の一部改良モデルについて、SNSやネット掲示板には同車の魅力を見つめなおす様々なコメントが寄せられています。

トヨタ「新ヴォクシー」に“反響殺到”!

 日本のファミリーカー市場において不動の地位を確立している、トヨタの人気ミドルサイズミニバン「ヴォクシー」。

 2025年9月2日に一部改良モデルが登場したことで、SNSやネット掲示板には同車の魅力を見つめなおす様々なコメントが寄せられています。

トヨタ「新ヴォクシー」に“反響殺到”!
トヨタ「新ヴォクシー」に“反響殺到”!

 2001年の初代モデル登場以来、兄弟車である「ノア」とともに日本の家族の生活を支えてきたヴォクシーは、先述の一部改良で装備の充実化と引き換えに価格帯も上昇。

 最上級グレードではついに400万円の大台を突破しました。

 かつては「手頃な5ナンバーミニバン」の代名詞だったモデルが、なぜここまでプレミアムな価格帯になっても依然として売れ続けるのか。

 その背景には、単なる移動手段を超えたブランド力の高まりと、現代のユーザーのニーズを的確に捉えたトヨタの戦略が見え隠れします。

 ヴォクシーの人気の秘訣のひとつは、そのキャラクター付けにあります。

 親しみやすいノアに対し、ヴォクシーは2段構えのヘッドライトや鋭いフロントマスクを採用することで、ファミリーカーでありながらも「カッコよさ」や「若々しさ」を諦めたくないパパ世代の心を鷲掴みにしました。

 この「ちょいワル」なイメージ戦略は現行となる4代目でも色濃く受け継がれており、さらに2022年1月にデビューした現行モデルでは、プラットフォームの刷新によって走りの質を劇的に向上。

 ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mmと拡大し、全車3ナンバーサイズとなりましたが、スクエアなボディ形状のおかげで取り回しは悪化しておらず、むしろワイドになったことで堂々たる風格を手に入れたのです。

 パワートレインには、熟成された1.8リッターハイブリッドと2リッターガソリンエンジンの2種類を用意。どちらを選んでも4WDが選択できるという、隙のない陣を敷いています。

 そして迎えた2025年9月の一部改良では、派手な外観の変更ではなく、徹底した「中身の充実」を実施。

 具体的には、これまでグレードによってはオプション扱いだった「ETC2.0ユニット」と「バックガイドモニター」が全車で標準装備となりました。

 これらは現代のクルマには必須とも言える装備であり、ユーザーにとっては純粋な魅力アップと言えます。

 さらに上級グレードでは、大画面の「ディスプレイオーディオPlus」も標準化され、エンターテインメント性能も強化されました。

 また、かゆい所に手が届く改良としてオプション構成の見直しも図られ、従来は高額なセットオプションに含まれていた「デジタルインナーミラー」や「ブラインドスポットモニター」が単独で選択できるようになりました。

 アウトドアブームを受けて、車内のコンセントから窓ガラスの隙間を通して車外へ電源を供給できる「給電アタッチメント」が新設定されたのも、今の時代らしいアップデートと言えるでしょう。

 一方で、ラインナップの整理も行われ、ボディカラーは厳選された4色のみの展開に。グレードもベーシックな「S-G」と上級の「S-Z」というシンプルな2グレード構成に集約されました。

 これには、より生産効率を高め、慢性的な納期遅延の解消を狙っていると推測する声も聞かれます。

 車両価格(消費税込)は、381万5900円から421万9600円という設定になりました。

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 このように、改良と共に価格も上昇したヴォクシー。初代の頃を知る層からすれば隔世の感があるプライスですが、これに対するSNSやネット上の反響は驚くほど熱を帯びています。

 まず多く見られるのが、「アルファードも視野に入る価格だが、あちらは大きすぎて普段使いに困る。日本の道路事情にはヴォクシーが最適解だ」という現実的な意見です。

 上位に存在する高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」が巨大化・高級化しすぎた結果、取り回しの良さと高級感をバランスさせたヴォクシーが、実質的な「高級ミニバンの受け皿」として機能しているのです。

 デザインに関しても、「これでもか!というほど突き抜けたオラオラ顔に最初は驚いたが、見慣れると唯一無二でカッコいい」「ヴォクシーに乗っているというだけで、オーナーが若々しく素敵な大人に見える」といった好意的なコメントが目立ちます。

 もはやこのアグレッシブな顔つきこそが、ヴォクシーのアイデンティティとして完全に定着したと言えるでしょう。

 もちろん全てが称賛ばかりではなく、「液晶メーターはもっと大きくしてほしかった」「リアウインカーのLED化を期待していたのに」といった、人気車種ゆえの厳しい要望や、「昔は200万円台で買えたのに…」という価格上昇への戸惑いの声も見られます。

 しかし、それに対する返答として、「今の安全装備や走行性能を考えれば妥当な価格」「残価設定ローンの残価率や下取り価格が異常に高いから、実質的な負担額はそれほどでもない」という、現代のリセールバリューを前提とした賢い消費者の意見も多く見られ、議論が深まっているのが印象的です。

 価格は上がれど、それに見合うだけの価値と満足感を提供するヴォクシーの改良モデル。

 単なる装備の追加にとどまらず、「日本にジャストサイズな高級ミニバン」という独自のポジションをより強固にしたヴォクシーの快進撃は、まだまだ止まりそうにありません。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新「ヴォクシー」です!(31枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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