新型「“3人乗り”スポーツカー」まもなく登場へ! パワフルな「ヤマハユニット」×美麗ボディに「軽量FRレイアウト」採用! 新型「ケータハム プロジェクト V」TASでプロト披露へ

ケータハムカーズ・ジャパンは、2026年1月開催の「東京オートサロン2026」への出展概要を発表しました。新型2ドアスポーツカー「プロジェクトV」の最新プロトタイプ車を世界初公開します。

正式発表まで「秒読み」となった新型スポーツカー

 ケータハムカーズ・ジャパンは2025年12月11日、2026年1月に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」への出展概要を発表しました。
 
 発売を予定する2ドアスポーツカー「プロジェクトV」の最新プロトタイプが世界初公開されます。

ケータハム「プロジェクトV」最新プロトを披露へ
ケータハム「プロジェクトV」最新プロトを披露へ

 イギリス発のライトウェイトスポーツカーメーカー ケータハムは、2023年に設立50周年を迎えました。

 これを記念し、さまざまなイベントが国内外で開催されたなか、同年7月にイングランド南部サセックスで開催された格式あるモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で披露されたのが、新型プロジェクトVです。

 この新型プロジェクトVはEV(電気自動車)の2ドアクーペスポーツカーで、重くなりがちなEVでありながら、「セブン」シリーズに代表されるような従来のケータハムモデルらしい軽量で軽快なドライビングを可能としています。

 2023年でのワールドプレミア時点で、2025年後半の市販に向けて開発が進んでいるとアナウンスしており、日本においては「東京オートサロン2024」「東京オートサロン2025」に2年連続で出展したほか、2024年9月にはイタリアでデモ走行を披露しています。

 ボディサイズは全長4255mm×全幅1893mm×全高1226mmで、ホイールベースは2581mm。ワイド&ローのコンパクトな車体は、カーボンファイバーとアルミニウムの複合素材のシャシーを採用し、1190kgの軽量ボディ(目標値・DIN)を実現。

 デザインは、ケータハムを所有するフランス人デザイナー アンソニー・ジャナレリ氏が手掛け、製作はイタリアの老舗デザインスタジオ イタルデザインが担当します。

 エクステリアは新時代を象徴するEVスポーツカーらしい流麗なスタイルと、ケータハムの伝統を組み合わせたもので、シンプルかつミニマムにまとめられています。

 大開口のロアグリルがセブンの細長いエンジンカバーをほうふつとさせるほか、セブンのホイールカバーを想起する盛り上がりの大きな前後フェンダーなど、独自のデザイン要素を引き継いでいます。

 いっぽう、流れるようなサイドシルエットや楕円形のテールなどは、新時代のケータハムモデルを表現しています。

 インテリアはドライバー中心とした設計で、全体をシンプルにまとめつつも、スエード調素材やダブルステッチを施すなど、プレミアムさとこだわりを感じられる設えとしました。

 メインメーターやインフォテインメントシステムなどには最新のデジタルディスプレイを用いていますが、アナログ計器風表示も用意し、エモーショナルな雰囲気も両立。

 シートレイアウトは前席2人+後席1人の3人乗りを基本に、オプションで後席2人乗りも設定されます。

 パワートレインはリアアクスルに搭載された200kW(272馬力)のシングルモーターに、55kWhの大容量リチウムイオン電池を組み合わせる後輪駆動を採用。このeアクスルユニットは、ヤマハが開発を担当し、運動制御もヤマハの技術・知見が活用されています。

 0-62mph(約100km/h)加速は4.5秒未満、最高速度(推定)は143mph(約230km/h)をマーク。

 ハンドリングや路面追従性に優れるダブルウィッシュボーンサスペンションを前後に採用したほか、大容量キャリパーのブレーキを搭載するなど、本格的なスポーツ走行も可能としています。

 いっぽう、航続可能距離は249マイル(約400km・WLTPモード)を目指しており、日常域での使い勝手も追求しています。

 価格は8万ポンド(発表当初レートで約1452万円)以下を目指すとしており、登場に期待が高まっています。

 発表当初、2025年後半から2026年前半の市場投入を予定しているとされており、2025年央にはプロトタイプが完成する見込みとしていました。

 今回は、量産化に向けて開発、製作したプロトタイプが披露される予定で、「継続的な走行を通じて、市販車に求められる基本的な走行性能や安全性能の実現に向けて、仕上がりが進んでいます」としています。

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 このほか、東京オートサロン2026の会場では、2026年より開始されるワンメイクレース「CATERHAM CUP JAPAN」に参戦可能な「セブン170R CUP」を展示する予定です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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