トヨタ“新型”「“ちいさい”四駆SUV」公開! 2.7リッター「“直4”」搭載&全長4.5m級の「カクカクボディ」採用! “ランクル240”こと「ランドクルーザーFJ」とは
2025年12月、大阪で開催された「Japan Mobility Show Kansai 2025」には多くの来場者が集まりました。その会場でひときわ注目を浴びたのが、トヨタブースに展示された新型「ランドクルーザーFJ」です。
トヨタ“新型”「“ちいさい”四駆SUV」登場
2025年12月5日から7日までインテックス大阪(大阪市住之江区)にて、「Japan Mobility Show Kansai 2025 第13回大阪モーターショー」が開催されました。
なかでも会場でひときわ注目を集めたのが、トヨタブースに展示された新型「ランドクルーザーFJ(以下、FJ)」でした。どのようなモデルなのでしょうか。

ランドクルーザーといえば、1951年のBJ型を起点に70年以上の歴史を持ち、現在は「300」「250」「70」の3シリーズを展開しています。
そんななか、今回登場したFJはその系譜に「Freedom & Joy」という新たな価値軸を加える存在として披露されました。
2025年10月21日に世界初公開され、その直後に東京で開催された「ジャパンモビリティショー2025」で一般公開されたばかりのモデルです。
ちなみに、展示車両には「TRJ240」の車台番号が刻まれ、一部では“240”と呼ばれることもあります。車両について、担当者は以下のように説明します。
「FJは遊び心と実用性を両立させています。
コンパクトなサイズで街中でも扱いやすく、アウトドアから日常まで幅広く活躍できるモデルとなっています」
FJのボディサイズは、全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mm、ホイールベース2580mm。2列シート・5人乗り仕様で、最小回転半径は5.5mと取り回しに優れています。
ランドクルーザーシリーズの中では最小サイズであり、都市部での扱いやすさを強く意識した設計です。
パワートレインは2.7リッターガソリン(2TR-FE)を搭載し、最高出力は163PS。トランスミッションは6 Super ECT、駆動方式はパートタイム4WDを採用。
堅牢なラダーフレームをベースにしたIMVプラットフォームを用い、悪路走破性を重視しつつ、日常使いにも適したバランスを追求しています。
エクステリアはサイコロをモチーフにした直方体ボディに角を落とした面構成を採用。分割式バンパーは修理性やカスタマイズ性にも配慮され、ユーザーのライフスタイルに合わせた多様なアレンジが可能です。
インテリアは水平基調のパネルと高視認性モニターで安心感を高め、安全面では「Toyota Safety Sense」を標準装備。
さらに地域ニーズに応じたカスタマイズオプションの導入も予定され、アウトドアから日常使いまで幅広い展開が期待されています。
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会場での反響について、担当者は次のように話しています。
「多くのお客さまにご好評いただいていますね。実際に座っていただくと、広い視界や質感の高さを体感できると好評の声をいただいています」
当日の会場では、試乗のために長い列ができるほどの人気ぶり。展示車両の運転席に座る体験を求める来場者が絶えず、熱気に包まれていました。
新型ランドクルーザーFJは2026年に日本発売予定。ランドクルーザーシリーズに新たな選択肢を加えるモデルとして、今後どのような存在感を示していくのか注目されます。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。




































































































