トヨタ「“新”コンパクト四駆SUV」に注目! 全長4.4mの“ちょうどいいボディ”×パワフル2Lエンジン初搭載! 低重心で走りがスゴい「カローラクロス GRスポーツ」とは!

トヨタ「カローラクロス」のスポーツ仕様として「GRスポーツ」が用意されます。通常仕様とは異なり、パワフルな2リッターハイブリッドを搭載しますが、一体どのような特徴があるのでしょうか。

トヨタ「“新”カローラクロス GRスポーツ」に注目!

 2025年8月4日、トヨタ「カローラクロス」のラインナップに「GRスポーツ」が追加され、同日に発売されました。

 カローラクロスといえば扱いやすいサイズのコンパクトSUVですが、どのような仕様になったのでしょうか。

トヨタ「カローラクロス GRスポーツ」
トヨタ「カローラクロス GRスポーツ」

 1966年に発売された「カローラ」は、2025年現在でも販売が続けられている、歴史の長いクルマです。

 これまでのカローラは、セダンボディやワゴンボディがメインでしたが、世界中のSUVの人気上昇を受け、2021年にカローラシリーズ初のSUVとして誕生したのが、現行カローラクロスです。

 そしてそんなカローラクロスをスポーティに仕立てたカローラクロス GRスポーツが新たに設定されました。

 カローラクロスGRスポーツのボディサイズは全長4460mm×全幅1825mm×全高1600mm、ホイールベース2640mmです。

 パワートレーンは、カローラクロスでは唯一となる2リッター直列4気筒エンジンに前後モーターを組み合わせたハイブリッドを搭載。駆動方式は全車E-Four(4WD)です。

 通常モデルのカローラクロスは1.8リッターのエンジンをベースにしたハイブリッドであることを考慮すると、GRスポーツはよりスポーツ性能が高くなっていることが分かります。

 そのほか、さまざまな部分にGRスポーツ専用の仕様が盛り込まれました。

 エクステリアでは、フロントグリルに「Functional MATRIXグリル」を採用し、フロントバンパーとラジエーターグリルの造形も専用としています。また、レッドの塗装とGRロゴが光る専用ブレーキキャリパーは、停止状態でもクルマのパフォーマンスの高さを物語っています。

 インテリアではブラックに統一されたGRロゴ付き専用スポーツシート(合成皮革+ブランノーブ)や、専用本革巻ステアリング、それに本革巻きシフトノブがスポーツ走行に集中できる環境を構築。6速シーケンシャルシフトを操るパドルシフトや、スポーティな印象の専用アルミペダルもスポーツ走行をサポートします。

 エクステリアやインテリアだけでなく、機能面にも手を加えているのがGRスポーツらしいところ。前後サスペンションは乗り心地をキープしながら操舵応答性や操縦安定性の向上を目指したもので、コイルスプリングのバネ定数を変更したり、10mmのローダウンにより低重心化したりすることで、スポーツ性能を高めました。

 トヨタはスポーツ仕様車を体系的にラインナップしており、サーキット走行に耐え得る性能をもつ「GRMN」や「GR」があります。これらのシリーズには「ヤリス」や「カローラスポーツ」「スープラ」といった重心の低いクルマがラインナップされています。

 一方、SUVを含むさまざまな車種のスポーツ性能を高めたGRスポーツも用意され、こちらは、今回のカローラクロスをはじめ、「ヤリスクロス」や「ランドクルーザー300」など、サーキット走行はしないものの、ストリートにおけるスポーツ性能を高めたシリーズとして展開されます。

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 カローラクロスGRスポーツの車両本体価格(消費税込)は389万5000円です。

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 カローラクロスGRスポーツは、カローラクロスの新しい楽しみ方を提案するモデルです。

 SUVでも運転を楽しめる仕様となっており、利便性とスポーツ性をバランスさせた頼もしい相棒となるでしょう。

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Writer: 廣石健悟

1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)

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