2025年12月4日、ホンダは新型ミドルクラスSUV「CR-V」を2026年2月に発売すると発表し、先行情報を公開しました。

　また同時に、ホンダ車のアクセサリーパーツを開発・販売しているホンダアクセスは、この新型CR-Vを対象とする純正アクセサリー情報を公開しています。

　1995年の初代デビュー以来、世界累計1500万台を販売し、名実ともにホンダを代表するグローバルモデルへと成長したCR-V。

　国内では先代モデルの販売終了から約3年の空白を経て、ついに最新のe：HEVを搭載した量販モデルとして復活を果たします。

　2024年に導入された燃料電池車「CR-V e：FCEV」が主に法人向けであったのに対し、今回の新型モデルは一般ユーザーが待ち望んだ「本命」の登場と言えるでしょう。

　そんな新型CR-Vは、ホンダのSUVラインナップにおける最上位モデルとして君臨する予定です。

　ボディサイズは全長4700mm×全幅1865mm×全高1680mmと、先代よりも拡大され、堂々とした風格を漂わせます。

　外観は水平基調のシンプルな造形の中に力強さを表現し、歴代のアイデンティティである縦型リアコンビネーションランプを踏襲しつつ、上質感と安定感を高めました。

　内装も進化し、後席足元空間の拡大や、8段階リクライニングとスライド機構を備えたリアシートにより、快適性と実用性が大幅に向上しています。

　パワートレインには、上級セダン「アコード」と共有する第4世代「スポーツe：HEV」を搭載。

　2リッター直噴エンジンと高出力モーターに、CR-V専用のハイ／ロー2段エンジン直結ギアを組み合わせることで、力強くスムーズな走りを実現します。

　また、安全面では、検知範囲を拡大した「ホンダセンシング360」をホンダSUVとして日本初搭載。

　交差点や高速道路での事故回避支援機能を強化しています。

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　このように期待の高まる新型CR-Vの登場に合わせ、ホンダアクセスからは純正アクセサリーのコーディネートが提案されています。

　中でも注目したいのが、RSグレードのブラックエディション向けに設定された「Tough Premium（タフプレミアム）」です。

　タフプレミアムは、メタリックの陰影を活かしてフロントマスクの輪郭を強調し、重厚感と力強さを演出するコーディネート。

　具体的には、フロントに「フロントロアースカート」を装着し、ルナシルバー・メタリックとクリスタルブラックパールのコンビネーションで彩ることで、SUVらしいタフネスさと高級感を両立させています。

　サイドには同色の「サイドロアーガーニッシュ」を配し、フロントからの連続性を持たせることで一体感を高めています。

　そしてリアビューを引き締めるのは、クリスタルブラックパール塗装の「テールゲートスポイラー」と、バックドアにあしらわれた各種ブラックエンブレム（Hマーク、車名エンブレム、e：HEVエンブレム）です。

　これらがブラック仕上げのバンパーと組み合わさり、タフでありながらも上質で、オーナーのこだわりを感じさせる個性を演出しています。

　こうした新型CR-Vと、その魅力を引き立てる純正アクセサリーのタフプレミアム。

　その他のアクセサリーや価格などの詳細については、2026年2月の車両発売に向けて順次公開されると思われますが、ホンダが満を持して投入するこのフラッグシップSUVが、日本の市場にどのようなインパクトを与えるのか、その動向から目が離せません。