日産初の「スゴいクルマ」爆誕! 斬新「Vモーショングリル」採用の新型「フロンティア プロ」中国で発表! PHEVは驚愕の「800Nm」誇る

日産の合弁会社である鄭州日産は、新型「フロンティア プロ」を発表しました。注目は日産ピックアップ初となる「PHEV」の投入です。システムトルクは驚異の800Nmを誇り、ド迫力のVモーショングリルを採用。中国発のグローバルモデルとして、来年には輸出も開始される注目の「電動タフギア」が登場です。

中国で「Frontier Pro」「Frontier Pro PHEV」を発表

 日産の中国現地合弁会社である鄭州日産は2024年11月28日、新型ピックアップトラック「Frontier Pro(フロンティア プロ)」および、プラグインハイブリッドモデルの「Frontier Pro PHEV」を発表しました。

 日産ブランドとして「初」となるPHEV搭載ピックアップトラックの登場に、大きな注目が集まっています。

これがピックアップ!? スタイリッシュなインテリアを採用する「Frontier Pro(フロンティア プロ)」
これがピックアップ!? スタイリッシュなインテリアを採用する「Frontier Pro(フロンティア プロ)」

 フロンティアは1997年に北米向けの「ダットサントラック」として登場。その後、日本で終売した後も北米では継続して販売されています。

 2025年4月に開催された「上海モーターショー2025」では、中国向けの新たなピックアップトラックとなる「フロンティア プロ」を発表しています。

 今回発表された新型「フロンティア プロ」は、日産として初めて「中国で設計・開発・製造」され、そこからグローバル市場へ輸出されるピックアップトラック。まさに中国発のグローバル戦略車として位置づけられています。

 フロントフェイスには、日産のデザインアイコンである「Vモーションフロントグリル」を継承しつつ、さらに進化させたデザインを採用。

 浮遊感のあるレーザー刻印ロゴとLEDヘッドライトが融合し、先進的かつタフな印象を与えます。

 リアビューには、車幅いっぱいに広がる「フルワイド3Dテールライト」を装備。奥行きのある光の演出により、夜間でも圧倒的な存在感を放ちます。

 インテリアも、ただの作業車ではありません。フロントには6層構造のクッションを持つレザーシートを採用し、スエード素材をあしらうことで上質な乗り心地を実現。

 リアシートは7つのモードに切り替え可能で、最大970リットルのフルフラットラゲッジスペースが出現するなど、使い勝手も抜群です。

 大型パノラマサンルーフや高品質オーディオも備え、快適な移動空間が提供されます。

 最大のトピックは、日産ピックアップトラック初となる「PHEV(プラグインハイブリッド)」モデルのスペックです。

「フロンティア プロ PHEV」のパワートレインは、1.5リッターターボエンジンに高出力モーターを組み合わせ、システム全体で300kW以上の出力と、なんと最大800Nmという驚異的なトルクを発揮。

  この大トルクにより、悪路走破性や牽引能力において圧倒的なパフォーマンスが期待されます。

 また、EVモードでの航続距離は最大135km(中国市場向け目標値)を目指しており、日常使いでの環境性能も確保。さらに、6kWの外部給電機能(V2L)を搭載。

 アウトドアでのIH調理や照明、さらには屋外作業での電動工具の使用まで、幅広いシーンで「動く電源」として活躍します。

 一方の内燃機関モデルである「フロンティア プロ」には、第3世代のM9TディーゼルエンジンとZF製8速ATが組み合わされ、こちらも500Nmという力強いトルクを発揮。

 ボディは高強度鋼板を広範囲に採用し、アンダーボディには防砂利コーティングを施すなど、過酷な環境にも耐えうる頑強な構造を実現。25種類もの運転支援機能も搭載されます。

 価格は、ガソリン/ディーゼルモデルと思われる「フロンティア プロ」が16.99万元から19.99万元(約355万円から418万円)、注目の「フロンティア プロ PHEV」が18.99万元から24.99万元(約397万円から522万円)とアナウンスされました。

悪路走破もお手の物! 「Frontier Pro(フロンティア プロ)」登場!
悪路走破もお手の物! 「Frontier Pro(フロンティア プロ)」登場!

 中国マネジメントコミッティの議長となるスティーブン・マー氏は、「『Frontier Pro』は、中国で生まれ、世界市場を視野に開発されたモデルであり、日産のグローバル戦略における重要なマイルストーンです。来年上半期には輸出を開始し、中国の技術とトレンド創造の楽しさを世界に届けます。今後も日産は鄭州日産の発展を力強く支援し、中国戦略を深化させ、ローカルイノベーションで市場を牽引し、日産の基盤と中国のスピードをもってLCV市場に新たな潮流を築いていきます」と語っています。

 日産の伝統である「タフギア」の精神と、最新の電動化技術が融合した新型フロンティア プロ。

 日本への導入については現時点でアナウンスされていませんが、世界中で注目を集める一台になりそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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