23年目の大刷新! トヨタ“新”「プロボックス」発表! リッター「24km以上」走る&“2人乗り”仕様もアリ! カクカクデザインもイイ「新“大人気”商用バン」が販売店でも話題に
トヨタは商用車「プロボックス」の一部改良を発表しました。長年支持されてきた定番モデルの刷新を受け、販売店でも注目が集まっています。
プロボックスが23年目の大進化!
トヨタは2025年11月24日、商用車「プロボックス」の一部改良を発表しました。長年にわたり商用車として支持されてきたモデルが、今回新たな仕様を加えて登場します。
では、この発表を受けて販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

プロボックスは2002年に登場以来、荷室の広さと扱いやすさで商用車市場を支えてきました。2014年9月には、デザイン変更やエンジン刷新を含む大規模なマイナーチェンジが行われています。
ボディサイズは、全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm、ホイールベース2550mm。これに2名乗車仕様と5名乗車仕様を用意しています。
外観は直線的なデザインで堅牢さと視認性を重視、内装は水平基調のインパネで視認性と操作性を両立しています。
パワートレインは、ガソリンエンジン車と、1.5リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッドをラインナップ。
トランスミッションはガソリン車にSuper CVT-i、ハイブリッド車に電気式無段変速機(e-CVT)を採用し、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車は2WDを設定しています。燃費は最も良いハイブリッド車で最大24.2km/L(WLTCモード)を達成。
安全面では「Toyota Safety Sense」を搭載し、日常業務での安心感を高めています。
今回の発表では、安全装備の大幅な拡充と運転席周りの刷新が大きなポイントとなりました。
まず安全面では、最新の「Toyota Safety Sense」を搭載し、プリクラッシュセーフティでは従来の車両・歩行者・自転車に加えて昼間の自動二輪車検知にも対応。
交差点での右折時や出会い頭の事故を想定した検知機能も追加され、事故割合が高いシーンでの支援が強化されています。
またプロアクティブドライビングアシストを新搭載したほか、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を全車標準化し、アクセルの踏み間違いによる衝突リスクを抑制しています。
さらにエクステリアでも、先進安全装備の進化に伴い、フロントバンパーの形状も変更されています。
運転席まわりも刷新され、4.2インチマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備。
新デザインのステアリングホイールにはオーディオやクルーズコントロールなどの操作スイッチを備え、利便性が向上しました。
バックモニターは、自動防眩インナーミラー内蔵式(メーカーオプション)とナビ画面表示式(販売店オプション)から選択可能となり、業務用途に合わせた柔軟性を持たせています。
なお、ラインナップ面では1.3リッターガソリンモデルが廃止され、1.5リッターガソリン車(FF/4WD)と1.5リッターハイブリッド車(FF)に集約されています。
新たなプロボックスの価格(消費税込)は、191万8400円から226万1600円です。
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販売店からはさっそく反響が寄せられています。都内の販売店スタッフは「お客さまからは『安全装備が標準化されたのはありがたい』という反応がありますね。毎日使うクルマだから安心感は重要です」との声があり、ユーザーの安全意識の高まりを反映しています。
別の販売店では「価格が大きく上がらなかったのは助かると喜ばれています。コスト重視のお客様にとっては大きなポイントです」と語り、価格設定が支持を集めている様子がうかがえました。
プロボックスの一部改良は法人・個人を問わず好意的な反応が広がっています。今後も商用車市場で定番としての存在感を維持しそうです。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。














































