ダイハツ「“3人乗り”軽トラ」がスゴい! 全長3.4m級「めちゃちいさいサイズ」に「4人寝られる」! バンショップミカミの「ハイゼットトラック」キャンパー「テントむし」に注目
バンショップミカミはダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにしたキャンピングカーである「テントむし F1タイプ」を「福岡キャンピングカーショー2025」で展示しました。
丸窓がカワイイ「軽キャンパー」の老舗モデル
バンショップミカミは、2025年11月8日から9日にかけてマリンメッセ福岡(福岡市博多区)で行われたキャンピングカーイベント「福岡キャンピングカーショー2025」にブースを出展しました。
会場ではダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにした「テントむし F1タイプ」を展示しました。

バンショップミカミは鹿児島県曽於市のカーショップ。1982年に創業し、長年にわたってキャンピングカーを制作している老舗ビルダーです。
とくに「テントむし」は、軽キャンパーの草分け的存在として初代モデルが2006年に登場して以来、見た目のかわいらしさや手ごろさなどから広く注目されました。その人気の高さは、一時期「トミカ」のミニカーとして採用されていたことからもわかるでしょう。
展示していたのは最新の「テントむし F1タイプ」です。こちらはダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにしています。
ハイゼットトラックは軽トラックの定番的存在で、2017年から2024年までは軽トラック市場で販売台数トップを守り続けており、農業や建設業などの現場で高い評価を受けています。
現行モデルは2021年12月にフルモデルチェンジを実施した11代目。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1780~1885mm、ホイールベースは1900mmです。
660ccの直列3気筒自然吸気エンジンを搭載し、CVTと組み合わせます。最高出力は46PS、最大トルクは60Nmを発揮します。
展示されたテントむし F1タイプは、キャビン部の屋根上にポップアップルーフを装備します。展開すれば1830mm×1100mmのルーフテントができあがります。
側面ドアのかわいらしい丸窓は、歴代のテントむしで採用を続ける伝統のデザインだといいます。
インテリアは、グレーとレッドのポップなシートカラーと、落ち着いたウッド内装の組み合わせ。ポップアップルーフを上げれば、車内で人が立てる程度に高くなるとのこと。シェル部分はアルミ製で断熱材も入っており、アウトドアでの快適度も高そうです。
テントむし F1タイプはコンプリートカーとして展開しており、車両価格(消費税込み、以下同)は410万3000円から。
展示車は後方の大型扉やFFヒーター、DCクーラー、電源強化システムE-パッケージなどのオプションをフルに装備したモデルで、価格は670万1178円と提示されていました。
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長年製作されているクルマだけあり知名度は高く、会場では年配の来場者を中心にして幅広い層の方々がブースに訪れていました。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。





















































