トヨタ「新カムリ」登場! 230馬力超え「“FF”スポーティセダン」が話題に! 黒ルーフ×ボンネット採用&足回り強化実施の米国「GT-S」に「セダン好きにはたまらない」声も
トヨタがSEMAショーで初公開した「カムリGT-Sコンセプト」が話題を集めています。 大胆なFFスポーツセダンが注目ポイントです。
トヨタの本気カスタムに熱視線!
トヨタは、米国ラスベガスで2025年11月4日から7日(現地時間)に開催された「2025 SEMAショー」にて、「カムリGT-Sコンセプト」を初公開しました。
FFスポーツセダンとして大胆に進化したカムリの姿にユーザーから注目を集めています。

カムリは、1982年に独立した初代モデルがデビューして以来、グローバルセダンの代表格として長く親しまれてきました。
日本では2023年末に生産終了となりましたが、北米では2024年にフルモデルチェンジした9代目が登場し、販売が続いています。
現行モデルは、トヨタの最新デザイン「ハンマーヘッド(シュモクザメ)」を採用し、ボディサイズは、全長4920mm×全幅1840mm×全高1445mmと堂々たるサイズ感です。
インテリアには12.3インチのデジタルメーターとセンターディスプレイを組み合わせた先進的な空間が広がります。
パワートレインはハイブリッド専用で、2.5リッター直列4気筒エンジンに第5世代トヨタハイブリッドシステムを組み合わせ、FWDモデルで225PS、AWDモデルでは232PSを発揮します。
安全装備には「トヨタセーフティセンス 3.0」が全車標準で搭載され、10インチのヘッドアップディスプレイやパノラミックガラスルーフなどもオプションが選択可能。
北米での価格は約2万8400ドル(約432万円)からとなっています。
そんななか、今回発表されたカムリGT-Sコンセプトは、2025年モデルの「XSE AWDハイブリッド」をベースにしたデザインスタディモデル。
2.5リッター直列4気筒エンジンと第5世代ハイブリッドシステムを組み合わせた最高出力232PSのパワートレインを搭載。FF仕様でのスポーティな走行性能を追求しています。
外観はCALTYデザインリサーチが手がけ、黒ルーフと「インフェルノフレア」オレンジのボディカラーが強烈な印象を与えます。
フロントスプリッター、大型サイドスカート、リアディフューザーなどの空力パーツも装備され、視覚的にも走行性能的にもアグレッシブな仕上がり。
足回りには調整式コイルオーバーを採用し、車高を約38mm(1.5インチ)ローダウン。
ブレーキはフロント365mmローター+8ピストンキャリパー、リア356mmローター+6ピストンキャリパーという本格仕様で、20インチホイールに245/35R20タイヤを組み合わせている。
なお、カムリGT-Sコンセプトは、市販を前提としないカスタムプロトタイプであり、現時点で価格や発売日の発表はありません。
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SNSでは「カムリってこんなにカッコよくなるの!?」「セダン好きにはたまらない」「日本でも売ってほしい!」といった声が続出。
なかには「FFでここまで攻めるのはすごい」「ハイブリッドで232馬力って現実的でいい」と、スペック面での評価も集まっていました。
今回のGT-Sはあくまでコンセプトモデルですが、北米ではまだまだ進化を続けています。GT-Sが今後の市販化に繋がるかどうかにも注目が集まります。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。














































































