約50万円も安い! スズキ「“2人乗り”軽トラック」が凄い! 超タフなボディに「660ccエンジン」搭載! “5速MT”も選べる「農道の貴公子」キャリイ“最安モデル”とは!
スズキの軽トラック「キャリイ」のなかでも最廉価グレードは、新車が120万円以下で購入できる手の出しやすさが魅力です。一体どのような内容なのでしょうか。
約50万円も安い! スズキ「“2人乗り”軽トラック」が凄い!
2026年に新型モデルの登場が報じられている、スズキの軽トラック「キャリイ」。
しかし、現在販売中の現行モデルの魅力も見逃せません。
新車でありながら120万円以下で購入できる、手を出しやすい価格設定の魅力的なグレードが存在します。

キャリイは、スズキが製造・販売する軽トラック。
初代モデルが登場したのは1961年で、スズキが1955年に発売した軽自動車である「スズライト」の本格商用モデルという位置づけでした。
1971年から2009年までの39年連続で、日本国内で販売されているトラック(軽・小型・普通)の車名別年間販売台数第1位に輝き、2010年1月時点で累計販売台数400万台を達成したほどの人気モデルです。
また、これまで10度のフルモデルチェンジを経ており、現行モデルは2013年に登場した11代目モデルにあたります。
そんな現行キャリイには、先述のように120万円以下で購入できる最廉価グレードとして、「KCエアコン・パワステ(スズキセーフティサポート非装着車・2WD仕様)」が設定されています。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1765mm、ホイールベースは1905mmで、乗車定員は2人。
グレード名にあるとおり、先進安全装備は搭載されていないものの、軽量衝撃吸収ボディTECT、リアパーキングセンサー、ぬかるみ脱出アシストが標準装備されており、必要十分な安全性は確保されています。
エクステリアは、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機構つき)、荷台ロープフック(19ヶ所)、荷台平シート用フック(2ヶ所)を備え、145/80R12タイヤとセンターキャップつきホイールの組み合わせ。
気になる上級グレードとの大きな違いは、LED荷台作業灯、リアゲートチェーン、アングルポストプロテクター、助手席側の荷台ステップが付いていない点です。
インテリアは、ウレタン素材のハンドル、ビニールレザーシート、運転席シートスライド、AM/FMラジオ、エアフィルターつきエアコン、アクセサリーソケットを装備しています。
パワーユニットには、658cc水冷直列3気筒DOHC 12バルブ吸排気VVTエンジンを搭載。
5速MTもしくは4速ATと組み合わせ、最高出力50馬力/6200rpm・最大トルク59Nm/3500rpmを発揮します。
車両価格(消費税込)は、MTモデルが105万1600円、ATモデルが112万8600円で販売中です。
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このように、新車が120万円以下で購入できる、キャリイKCエアコン・パワステ(スズキセーフティサポート非装着車・2WD仕様)グレード。
最上級グレードである「X」(4WD仕様)と比較すると、MTモデル、ATモデルともにそれぞれ50万4900円もの差が開いているため、非常にコストパフォーマンスに優れた知る人ぞ知るグレードと言えるでしょう。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。











