トヨタ「“スターレット”クロス」に反響あり! 「ライズ」くらいのちょうどいいサイズに「良いね~」の声も! MTが選べる「ちいさいSUV」南ア仕様に注目!
トヨタの新型コンパクトSUV「スターレットクロス」の実車が南アフリカで公開され、注目となっています。かつて日本でも人気を博した「スターレット」の名を冠するモデルですが、日本のSNSユーザーも関心を持っています。
MTが選べる「コンパクトSUV」に注目!
2025年5月、トヨタのコンパクトSUV「スターレットクロス」が南アフリカの自動車イベントで披露され、大きな注目を集めました。
かつて日本でも多くの支持を得た「スターレット」の名を冠していることから、日本のSNSでも大きな反響を呼んでいます。

1990年代にコンパクトハッチバックとして若者を中心に人気を博したスターレットの名称を受け継ぐこのモデルは、スターレットというブランドと、現在のトレンドである「クロス(SUVテイスト)」を融合させ新型モデル。
トヨタのグローバル戦略を担う次世代車のひとつと位置づけられています。
ベースとなるのは、スズキの最新コンパクトSUV「フロンクス」で、トヨタへはOEMとして供給されます。
南アフリカ市場向けに展開されるスターレットクロスは、フロンクスと同様にクーペ風の流麗なルーフラインが特徴的。さらに、ワイド感を強調するコネクテッドタイプのLEDテールランプを採用するなど、近年のトレンドを反映したスポーティな外観を演出しています。
フロンクスとの最大の違いはフロントマスクにあります。フロンクスはグリルを下に向かって絞り込むデザインであるのに対し、スターレットクロスは下に向かって広がる「末広がり」のグリルを採用しました。
また、ヘッドライトの左右を繋ぐ横一文字のメッキラインも相まって、コンパクトサイズでありながらもタフで安定感のある佇まいとなり、まるで「ミニRAV4」のような上質感あふれるデザインに仕上がっています。
ボディサイズは、全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm、ホイールベースは2520mmです。
これは日本で販売されるトヨタのコンパクトカー「ライズ」(全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)よりも少し幅が広い程度でほぼ同等のサイズ感となり、都市部での扱いやすさと十分な室内空間を高次元で両立しました。
搭載されるパワーユニットは、1.5リッター自然吸気エンジン「K15B」。トランスミッションは5速MTまたは4速ATが選択可能で、駆動方式は全車が前輪駆動(FF)となります。
現地で公表されている燃費は17km/L台と、日常使いに適した性能を実現しています。
南アフリカでのスターレットクロスの価格は29万9900ランドから35万9300ランド、日本円で約273万円から約327万円)です。
そんなスターレットクロスは、そのネーミングと車両の概要から、日本でもネット上で大きな反響を呼んでいます。
まず、かつて人気を博したスターレットの名称がSUVとして復活したことに対し、「スターレットがSUVで復活してただと!?」「懐かしすぎる名前」と驚きや懐かしさを示す声が多数見られました。
さらに、そのパワートレインがMTを選べる仕様である点も、一部のファンにとって「嬉しい」として受け止められています。
また、コンパクトなボディサイズ(全長3995mm)に着目し、「サイズ感が良いね~」「これが出れば選択肢が広がる」と、国内市場への導入を期待する意見が多く見られました。
「ライズがヒットしてるし、これも国内販売すれば売れる!」と販売の成功を予測するコメントや、「最低限の装備で日本でも低価格で売ってほしい」といった、低価格モデルへの潜在的な需要を感じさせる声もありました。
一方で、ベース車両がスズキのフロンクスであるという点も大きな話題となり、「まさかスズキと協力とは…最近のトヨタは面白いですね!」「スズキがヨーロッパで『カローラ』のワゴンを売っているが、今度は逆のパターンか」など、両社の提携関係に注目が集まっています。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。


























