2025年11月22日、23日の2日間にわたり、お台場特設会場（江東区青海）にて「お台場キャンピングカーフェア 2025」が開催されました。

　その中で注目を集めたのが、キャンピングカーの製造・販売を行う新相武が出展した「Morning One Camper Just（モーニングワン キャンパー ジャスト）」です。どのようなモデルなのでしょうか。

　新相武は、神奈川県愛川町に拠点を置くビルダーです。軽トラックや軽バンをベースにしたキャンピングカーを得意とし、ディーラー系販売網を持つ安心感も特徴です。

　今回展示されたキャンパージャストは、スズキ「キャリイトラック」をベースにした軽キャブコンで、ブランドの好みに応じて日産「クリッパートラック」やマツダ「スクラムトラック」からも選択可能となっています。

　車両について会場の担当者は、「軽トラックベースながら、ポップアップルーフを備えることでファミリーでも快適に過ごせる点が好評です」と語ります。

　ボディサイズは全長3380mm×全幅1470mm×全高1970mm。乗車定員4名、就寝定員4名で、大人2人＋子ども2人が快適に眠れる仕様です。

　内装は小型シンク、給排水タンク（9リットル／13リットル）、サブバッテリー（105A×2）、1500Wインバーター、走行充電システム、USBプラグ、集中スイッチパネルなどを標準装備。外部AC電源入力にも対応し、街乗りから車中泊まで幅広く活用できます。

　室内はテーブルを囲んで食事や団らんができるダイネットモード、フルフラットに展開できるベッドモードを備え、コンパクトながら多用途に使える設計です。

　パワートレインはベース車の660ccガソリンエンジンを搭載し、2WD／4WD、MT／ATの選択が可能です。

　なおキャンパージャストは8ナンバー（キャンピングカー登録）となり、車両本体価格（消費税込み）は、2WD・AT車で368万5000円、4WD・MT車で379万5000円、4WD・AT車で390万5000円となっています。

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　会場での反響について担当者は、「コンパクトながら装備が充実しているので、若いファミリー層からシニアまで幅広く関心を持っていただいています」と語ります。

　実際に会場では、年配の夫婦や犬を連れた夫婦が細部をチェックしたり、小さな子どもを連れた3人家族などが車両内部に入り居心地を確認する姿が見られるなど、盛況ぶりがうかがえました。