三菱「新型デリカ」“迫力ローダウン仕様”登場!? 「キングオブ“SUVミニバン”」を最速で「ベタベタ」に!? “シャコ上げ”版もイイカスタムCGをKUHL JAPANが作成
KUHL JAPANが、三菱新型「デリカD:5」のローダウンモデルを公開しました。ビッグマイナーチェンジで迫力を増したボディにあえて「ローダウン」を施したカスタムが提案されています。はたしてどのような仕様なのでしょうか。
迫力のローダウン!
2025年11月9日、カスタムパーツやカスタムカーの企画・製造・販売を手掛けるKUHL JAPAN(クールジャパン/以下、KUHL)は、公式ブログにて三菱「デリカD:5」の新型モデル(マイナーチェンジ版)のカスタマイズイメージを世界初公開しました。

デリカD:5は、2007年にデビューした三菱のオールラウンドミニバンです。ミニバンならではの居住性と、SUV並みの悪路走破性を兼ね備えた唯一無二のキャラクターで、長年にわたり根強い人気を誇っています。
2019年には大幅改良を実施し、縦型ヘッドライトを採用した「ダイナミックシールド」デザインへと一新されました。
そんなデリカD:5のさらなるマイナーチェンジモデルが10月29日にジャパンモビリティショー2025の会場で公開されました。
エクステリアでは、フロントグリル中央に立体的な「DELICA」ロゴが配置されるほか、バンパー下部もスキッドプレート風の凹凸感が強いラギッドなデザインへと刷新。アプローチアングルも拡大され、機能美と迫力を兼ね備えています。
リアまわりでは、テールゲート内に「DELICA」ロゴが埋め込まれ、高級感のあるデザインへと進化。従来のガーニッシュは廃止され、バンパー下部もフロント同様にラギッドなスタイルとなり、バックランプの配置なども変更されています。
走行性能面では、三菱が誇る車両運動統合制御システム「S-AWC」が全車標準装備となりました。
これはランサーエボリューション譲りの技術で、左右のトルク配分を制御するAYC(アクティブヨーコントロール)と組み合わせることで、悪路や雪道での走破性と安定性を飛躍的に向上させます。
インテリアや機能装備もアップデートされています。8インチデジタルメーターやUSB Type-Cポートの追加に加え、シート表皮には「スエード調素材と合皮のコンビシート」を採用。
インパネ周りにも「金属調アクセント」が施され、機能性だけでなく質感も大きく向上し、高級感のある空間へと進化しています。
KUHLは、そんな新型デリカD:5を用いた2つのカスタマイズイメージを早くも提案しています。
ひとつ目は、オフロードミニバンにあえて低車高を組み合わせる、意表を突く「ローダウン&20インチホイール」仕様です。
約100mmのローダウンに、オリジナルホイール「ヴェルズホイール VRF01」を合わせ、ラギッドなボディにレーシーな足元を組み合わせた都会的なスタイルを提案しています。
ふたつ目は、王道の「2インチリフトアップ&オフロードタイヤ」仕様です。KUHLオリジナルホイール「ヴェルズホイール ネクサス NEX01SV」の16インチにオフロードタイヤを装着し、新たなデザインのフェンダーを活かしたマッシブなクロカンスタイルを構築しています。
新型デリカD:5の価格は、ベースグレード「M」が廃止され「G」グレードからの展開となり、現行モデル比で約18万5900円アップの451万円(予想価格)となる見込みです。
KUHLでは、新車の先行予約受注をすでに開始しており、今後フロントグリルやバンパーガード、リアラダーなどのオリジナルパーツ開発も進めていくとしています。
さらに、同社が展開する近未来クロスオーバーカーシリーズ「VRARVA(ブラーバ)」についても、この新型モデルをベースとしたラインナップ追加を検討中とのこと。「ブラーバ オーカス」の新モデル登場にも期待がかかります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


































































