7年ぶり全面刷新! まもなく発売のトヨタ新型「“5人乗り”SUV」がスゴい! 3つの「違う顔」×全長4.6m級の「ちょうどイイサイズ」! 新型「RAV4」注目すべきポイントとは
トヨタは、7年ぶりの全面刷新を果たした新型「RAV4」を、「ジャパンモビリティショー2025」で初めて一般公開しました。2025年度中に発売予定ですが、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
2025年度内にデビュー! 新型RAV4はどんなクルマ!?
従来までの「東京モーターショー(TMS)」から生まれ変わり、今回で3回目の開催となった「ジャパンモビリティショー(JMS) 2025」は、様々な角度からワクワク感のある“移動の未来”を提案してくれました。
そのJMS2025の会場で注目を集めた1台が、7年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、6代目へのバトンタッチが予定されているトヨタ「RAV4」です。正式リリースは“2025年度内”、つまりは2026年の3月までの発売を目標としています。
![3つの顔で精悍さもアップしたトヨタ「新型RAV4」に注目![画像は新型「RAV4 CORE」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/11/20251113_TOYOTA_RAV4_CORE_JMS2025_001.jpg?v=1763015171)
ちなみに筆者(のぐちまさひろ)が最寄りの販売店に確認したところ、「12月17日あたりを目途に、追加情報や今後のスケジュールなどをお伝えできそうです」とのことでした。
さて、1994年に登場した初代RAV4は、クロスオーバーSUVの先駆者的な存在として知られています。
また、若き日の“キムタク”こと木村拓哉さんを起用したテレビCMでは、「RAV4という名のスポーツ」というキャッチコピーとともに、その魅力を鮮烈にアピールしました。
2019年から販売された現行の5代目RAV4は、「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)」という、やや長ったらしいコンセプトのもと開発。
2020年の6月にはPHEV(プラグインハイブリッド)仕様を追加し、その後もディスプレイオーディオやインテリジェントクリアランスソナーの標準化などを進めて、商品力を強化してきました。
そして、6代目となる新型の大きな特徴は、CORE(コア)/ADVENTURE(アドベンチャー)/GR SPORTという、3つのスタイルを用意している点にあります。
一方、全長4600mm×全幅1855mm×全高1680mmというボディサイズは、全高が5mm低くなっている以外は、5代目と変わりありません(ベースグレード比)。
エントリーかつ文字通りの“中心”グレードとなるCOREは、ボディ全体の塊で構成された「SUVハンマーヘッド」でタフさを表現しつつ、バンパー一体型のグリルによって都会的な洗練を立体的に表現しています。
現行の5代目でも好評だったADVENTUREは、オフロードスタイルを昇華したラギッド感が魅力。具体的には、ワイドトレッド化とともにハンマーヘッドのノーズピークを高く設定した大型グリルを採用し、専用ホイールやアーチモールもおごられています。
そして、クルマ好きがもっとも熱視線を送っているのは、走りの愉しさを機能とともに表現したという「GR SPORT」になるでしょう。
そのデザインは、“G”をモチーフとした六角形のメッシュ形状をまとう“Functional MATRIX”グリルや、空力性能を高める前後スポイラーを特徴とします。
もちろん、+20mmのワイドトレッド化をはじめ、サスペンション&EPSの専用チューン、専用の軽量アルミホイールなど、操る愉しさにも磨きをかけています。
新型RAV4に搭載するパワーユニットは、HEV(ハイブリッド)とPHEVの2種類。トヨタ初搭載となる第6世代のハイブリッドシステムをベースとしたPHEVは、従来から12%向上したモーター出力や、同じく従来の95kmから150kmまで延伸したEV航続距離を魅力としています。また、DC急速充電やV2H(ビークルtoホーム)にも対応しています。
さらには、SUVならぬ「SDV(Software-Defined Vehicle)」をうたう知能化技術や、トヨタ初搭載となる新世代マルチメディアなども見逃せません。
![知能化技術を搭載した「SDV」としても注目されます[画像は新型「RAV4 GR SPORT」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/10/20251031_TOYOTA_RAV4_GR-SPORT_JMS_000.jpg?v=1761882187)
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そのほか、筆者的には、新型RAV4のプロモーションやCMにも密かに注目しています。
イケオジとして円熟味を増しているキムタクが、初代RAV4から「カローラフィールダー」、そして日産を経て、もしもまた新型RAV4に乗り換えたら……と考えると、ちょっとエモい気分になってきます。
年明けの「東京オートサロン2026」では、プロトタイプではなく正式版、さらにはカスタマイズ版の姿を見ることができるかもしれませんね。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。
























































































