三菱「“新”軽SUV」に注目! 半目の丸型ライト×立体「DELICA」ロゴが斬新! 悪路も走れる“画期的”機能を初搭載! めちゃ進化した「デリカミニ」どんなモデル?
三菱の軽SUV「デリカミニ」がフルモデルチェンジしました。中身が大きく変わった同車ですが、何が進化したのでしょうか。
半目の丸型ライト×「DELICA」ロゴが斬新!
三菱「デリカミニ」がフルモデルチェンジし、2代目となる新型モデルが2025年10月29日に発売されました。
新型デリカミニは「進化したアクティブな頼れる相棒」を開発コンセプトに掲げ、“軽SUV”らしさの拡大と先進機能の追加によって、商品力が大幅に向上しています。

デザインは、大型半円形LEDポジションランプを採用し、親しみやすいフロントフェイスを実現。力強さを表現するダイナミックシールドは、フロントバンパーと一体化して洗練された印象を与えます。
また、前後バンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴが配され、存在感を高めました。
加えて、角ばったスクエアなスタイリングにより広々とした室内空間を確保し、骨太なDピラーが安心感を表現。前後スキッドプレートやフェンダー、ボディ下部をブラックとすることで、アウトドア感を演出しました。
ボディカラーは新色の「サンドベージュパール」と「デニムブルーパール」を含む全15色が展開されます。
インテリアは、ギア感を意識した機能的で高品質なデザインです。上級グレードはベージュ、標準グレードはブラックを基調とした内装色を採用しました。
シートはソファーのようなデザインで、リビングのようにくつろげる環境を提供。リアシートやフロントシートを倒した際の段差を約30%減らしてフラット化を実現しています。
インフォテインメントでは、12.3インチスクリーンを備えた三菱初のGoogle搭載システムを採用し、音声操作に対応する「Googleアシスタント」や「Googleマップ」のルート案内などが利用可能です。
Aピラーの位置と角度の見直しにより室内長は従来モデルより115mm延長され、ピラーを細くしたことで前方視界と開放感も改善しています。
新型デリカミニでは、運転のしやすさと走破性の両立が追求されました。
動力性能については、エンジンとトランスミッションの形式は先代と同じものの、CVTの変速スケジュールを変更。従来モデルのターボ車は加速時にギクシャクする場面がありましたが、新型では低回転からエンジン回転がリニアに上がるように調整され、ドライバーの意図に合ったスムーズな加速を実現しています。
フロントウィンドウには遮音ガラスが採用されたほか、前後ドアの遮音の二重化やリアホイールハウス周りの遮音強化が行われました。その結果、静粛性が向上し、走行中の車内でも快適に会話を楽しむことができます。
駆動システムには、「パワー」「エコ」「ノーマル」「グラベル(砂利道)」「スノー」の5つのモードを持つドライブモードを初設定。グラベルモードは、ぬかるんだキャンプ場への導入路など、力強さが必要な路面を走りきるための走破性をサポートします。
加えて、軽のスーパーハイトワゴンで唯一となるヒルディセントコントロールは、従来モデルの制御速度20km/hから30km/hまで引き上げられ、日常の便利機能としても使いやすくなりました。
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発売前日(10月28日)時点の受注状況は1万台を超えており、月間目標の4000台を上回る好調な出足となっています。
グレード別では最上級グレードである「T Premium 4WD デリマルパッケージ」が39%を占めたほか、4WD比率が全体で53%と過半数を超えています。デリカシリーズで最も小さい軽自動車ですが、シリーズの特徴である高い悪路性能を備えている点が支持されていることが分かります。
また、最上級の「デリマルパッケージ」(2WD/4WD)は、全体の67%に達しており、274万100円(消費税込)からという高めの設定にもかかわらず、ナビなどをすべてセットした充実した装備内容が魅力となっているようです。
顧客の年代は50代、60代、40代の順に多く、また、男女比は6対4となっています。
三菱ではこれまで女性ユーザーの比率が比較的少なかったといいますが、新型デリカミニは女性からも選ばれていることがわかります。これは先代モデルから続く傾向であり、デリカミニが女性ユーザーの獲得において成功したモデルであることを示していると言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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