日産が新型「最上級ミニバン」発表に反響殺到! 「アルファードより経済的でイイ」「豪華な内外装デザインが素敵」の声も! 全面刷新で2026年発売の「4代目エルグランド」に注目!

「ジャパンモビリティショー2025」で、ついに約15年ぶりのフルモデルチェンジを果たした日産「エルグランド」が姿を現しました。デザインから走行性能まで大幅な刷新が施され、トヨタ「アルファード」一強と言われた市場に一石を投じる存在として、ネット上では多くの反響が集まっています。

ネット上の声が示す期待とは?

 2025年10月29日(一般公開日は31日)から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー2025」は熱気に包まれていました。

 その中心の1つとなっていたのが、長らくフルモデルチェンジが待望されていた日産「エルグランド」の新型モデルです。

 前回のモデルから約15年という歳月を経て姿を現した4代目は、従来のイメージを大きく刷新しつつ、ミニバン市場の潮流や直近の電動化競争にも応える内容で、多くの来場者が足を止める存在となり、ネット上でも多くの反響が集まっています。

キルティング加工が施された豪華内装がイイ!
キルティング加工が施された豪華内装がイイ!

 エルグランドといえば、1997年の初代登場時に“走りの良いミニバン”という新しい価値を示した車種として知られます。

 しかし、2010年デビューの3代目以降はトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」が市場を独走し、その影に隠れる存在となっていたことも否めません。

 そうした状況を背景に、新型の開発チームを率いた中村智志氏は「エルグランドらしさの再構築」をテーマに掲げ、特にデザイン面と走行性能において他社とは違う方向性を打ち出すことに注力しました。

 今回のターゲット層は、子育てが一段落し、夫婦や仲間との移動にゆとりや楽しさを求める世代。

 運転する人も後席に座る人も等しく満足できるクルマとしての価値が意識され、その考え方は外観にも内装にも色濃く反映されています。

 エクステリアは「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」というユニークなデザイン言語が採用され、日本の組子細工をモチーフにした立体的なフロントグリルと、一文字に伸びるデイタイムランニングライトが強烈な印象をもたらします。

 またボディカラーは、近年の日本車全体で増えている“深みのある和色”のトレンドとも調和し、海外からの注目度も高まりそうです。

 インテリアも大きく進化しており、国産車としては初となる14.3インチ×2の大型統合ディスプレイが運転席周りを未来的な雰囲気に演出します。

 ドアトリムやシートに施された組子パターン、TailorFitレザーによる上質感、そして22スピーカーのBOSEサウンドシステムなど、質感と機能性の両立が図られています。

 2列目にはオットマン付きのゼログラビティシートが標準装備され、近年増えている法人需要や観光需要にも応えられる仕様と言えるでしょう。

 また、直近の交通事情を踏まえ、高速道路での渋滞対策にも配慮されています。「プロパイロット2.0」に加え、新機能として時速50km/h以下でハンズオフ走行が可能になり、国内初の装備として注目されています。

 ストレスの大きい渋滞走行を軽減できる点は、昨今のドライバー不足や長距離移動需要の変化にも合致しています。

 走行面では、最新の第3世代e-POWERと4WDシステム「e-4ORCE」を採用。新開発の1.5リッターターボを発電専用エンジンとする構成は、電動化の流れのなかで“走りの気持ちよさ”を重視する日産らしいアプローチです。

 後輪の駆動力を積極的に使う制御により、ボディサイズの大きさを感じさせないコーナリング性能を実現したといいます。

 さらに、走行状況に応じて減衰力を自動調整するサスペンションも加わり、ミニバン特有の“揺れやすさ”を抑えた乗り味が期待されています。

 会場では発表と同時に大きな行列ができ、SNSでも議論が活発に行われました。

 新型のデザインや走りに対して期待を寄せる声が多数見られる一方で、従来のエルグランド像との違いに戸惑う意見も散見されます。

 実際にネット上では「フロントの組子の表現が独創的で好き」「アルファード一強時代にようやく新しい風が来た」「豪華なデザインが素敵」といった歓迎ムードの声が上がる一方で、「個性はあるけどちょっと攻めすぎでは」「旧型の重厚感が好きだった自分には合わない」などの慎重な意見もあります。

 また、「e-POWERの静粛性は侮れない」「アルファードより税金が安いし経済的でイイね」「価格次第では本当に売れそう」と、走行性能や商品性への期待が高まっている様子も確認できます。

 長い沈黙を破り登場した新型エルグランドは、単なるモデルチェンジにとどまらず、ミニバン市場全体の勢力図を揺るがす可能性を秘めています。

 今後の価格発表や試乗レビューがどのような評価につながるのか、引き続き注目が集まりそうです。

【画像】超カッコいい! これがアルファードより“税金オトク”な日産の新型「最上級ミニバン」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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