優良ドライバーでも「ゴールド免許が消える…」 無事故無違反でも「ブルー免許」になる条件は? うっかりな「落とし穴」とは

憧れの「ゴールド免許」。無事故・無違反なら当然継続できると思いきや、ある日突然「ブルー免許」へ格下げされるケースがあります。その元凶は「うっかり失効」。なぜ無事故でも剥奪されてしまうのでしょうか。優良ドライバーこそ知っておきたい更新時の意外な落とし穴と、万が一の際の仕組みについて解説します。

無事故無違反でも「ゴールド免許」剥奪!? 優良ドライバーこそ陥る「うっかり失効」の恐怖と落とし穴とは

 クルマを運転する人なら誰もが憧れる「ゴールド免許」。

 保険料の割引や更新時の講習時間が短縮されるなどメリットは多大です。

 しかし、長年無事故・無違反を貫いている優良ドライバーであっても、ある日突然その資格を失い「ブルー免許」に格下げされてしまうケースが存在します。

 一体なぜそのような事態が起こるのでしょうか。知らなかったでは済まされない、免許更新に潜む意外な「落とし穴」について解説します。

なぜゴールド免許がブルー免許に? 無事故無違反なのに…どうして?(画像はイメージ)
なぜゴールド免許がブルー免許に? 無事故無違反なのに…どうして?(画像はイメージ)

【最大の敵は「うっかり失効」! 住所変更忘れが命取りに】

 日々安全運転を心がけているドライバーにとって、もっとも恐ろしい落とし穴が「うっかり失効」です。

 これは、更新期間内に手続きを完了させるのを忘れ、免許証の有効期限を切らしてしまうことを指します。

 通常、更新時期が近づくと公安委員会から「更新連絡書(ハガキ)」が届きます。

 しかし、引越しをした際に警察署での住所変更手続きを怠っていると、このハガキが手元に届きません。

 実際に免許を失効させてしまった人の中には、「郵便物に埋もれて気づかなかった」「忙しくて後回しにしていた」といった、まさに「うっかり」が原因であるケースが後を絶たないのです。

 もし、有効期限を過ぎて免許を失効させてしまった場合、たとえそれまでの5年間が無事故・無違反であったとしても、ゴールド免許の資格はなくなってしまいます。

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