新型「“軽”ワゴン」登場! 便利な「“両側”スライドドア」&カクカクボディ採用! めちゃ広内装もイイ“26年度”発売の海洋シリーズBYD「ラッコ」とは
2025年10月29日に開幕した「ジャパンモビリティショー2025」で、BYDは軽EV「RACCO(ラッコ)」のプロトタイプを世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新型「“軽”ワゴン」ってどんなクルマ?
2025年10月29日から11月5日まで、東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催されました。
なかでもBYDが軽スーパーハイトワゴンEV「RACCO(ラッコ)」のプロトタイプモデルを世界初公開し、話題を呼びました。どのようなモデルなのでしょうか。

BYDブースでは、「BYD は、これからの当たり前に。」をコンセプトとし、乗用車・商用車あわせ13台を出展。そのなかでもラッコはひときわ注目を集める一台となっていました。
ラッコは、2026年夏に日本市場での導入が予定されている軽EVで、BYD初の海外専用設計モデルとして位置づけられています。
名称からも「ドルフィン」や「シーライオン」といった既存モデルと同様に“海洋シリーズ”の一員です。
車両について担当者は、「今回ご覧いただいたモデルは、日本の軽自動車規格に準拠したプロトタイプです。『地球の温度を1℃下げる』という企業理念に基づくEV展開の一環として開発された一台です」と説明します。
ボディサイズは日本の軽規格に収まる3395mm×1475mm×1800mmで、乗車定員は4名です。駆動方式はFFで、駆動用バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用予定です。
公開された外観はホワイトカラーをまとい、両側スライドドアを備え、日常使いに適した設計となっています。
ちなみに、車名のラッコにちなんだ要素があるのか尋ねたところ、「特に意識したわけではありません」とのことでした。
一方、外観を見てみると、丸みを帯びたフォルムや印象的なフロントフェイスには、どこか親しみやすさや愛嬌を感じさせる一面もあるように思えます。
なお、今回の公開では外観のみが披露され、内装やスペックの詳細は非公開とのことでした。
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反響について担当者は「多くの方にご注目いただき、他メーカー様からもご質問をいただくなど、想定以上の反響が寄せられています」と話していました。
市販仕様に非常に近い参考モデルとしての完成度も注目されており、特に海外からの来場者が多く、動画や写真に収める姿も目立っていました。今後の展開に向けて、期待が高まっています。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。














