マツダ最新「軽SUV」がスゴイ! まさかの「CX-60」級“めちゃ広っ”車内空間&「リッター約24キロ」の低燃費仕様や「四駆モデル」もイイ! 斬新“ゴツ顔”×お洒落内装の「フレアワゴン」って?
近年、軽自動車市場で「アウトドア向けのSUV」が注目を集めています。その中で、マツダの「フレアワゴン タフスタイル」は、軽自動車ながら広い室内空間とSUVらしい存在感を実現した注目の一台です。
広々と快適な室内空間が魅力のタフ仕様
近年、軽自動車市場において、従来のコンパクトさや経済性だけでなく、アウトドア志向を取り入れた「軽SUV」の人気が高まっています。
スズキの「ハスラー」やダイハツの「タフト」、三菱「デリカミニ」など、個性あるモデルが続々と登場し、ユーザーの注目を集めています。
こうした流れは、単に軽自動車に遊び心を加えたものに留まらず、実用性や快適性を損なわない設計が重視されている点に特徴があります。

意外に思われるかもしれませんが、マツダも軽SUV市場に参入しています。特に注目されるのは「フレアワゴン タフスタイル」です。
フレアワゴン自体はマツダの軽トールワゴンで、スズキ「スペーシア」のOEMモデルとして知られていますが、タフスタイルはそのSUV仕様という位置付けです。
2024年10月には、現行モデルとなる4代目フレアワゴンに合わせて2代目タフスタイルが登場しました。これにより、より洗練されたデザインと実用性の両立が図られています。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm、ホイールベース2460mmと、標準のフレアワゴンに比べて高さを増すことで、SUVらしい堂々とした存在感を演出しています。
また室内は、長さ2170mm×幅1345mm×高さ1415mmと、ミドルサイズSUVのマツダ「CX-60」(長さ1910mm×幅1550mm×高さ1230mm)と比較しても遜色ない広さを確保。
軽自動車でありながら、ファミリーやアウトドア利用にも十分な居住性を提供しています。
外観はSUVらしさを強調したデザインが特徴です。丸型LEDヘッドランプやメッキ仕上げのブロックグリル、前後のスキッドプレートが力強い印象を与えます。
さらに、ガンメタリックカラーの14インチアルミホイールや専用ルーフレールがアウトドアの雰囲気を高めており、見た目の楽しさも追求されています。
内装に目を向けると、インパネにはカーキ色をアクセントにしたデザインが採用され、自然の中にいるような落ち着いた雰囲気を演出。
メッシュタイプのシートバックポケットや撥水加工が施されたシート表皮、ドアトリムクロスなど、アウトドアでも使いやすい工夫が随所に見られます。
ラゲッジフロアも防汚仕様で、泥や砂の付着にも強く、キャンプやビーチ、雪山などさまざまなシーンに対応可能です。
また、寒冷地でも快適に過ごせるよう、ステアリングヒーターや運転席・助手席シートヒーターを標準装備しており、日常のドライブでも安心感があります。
安全性能も充実しています。「デュアルセンサーブレーキサポートII」による自動ブレーキ機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、衝突被害を軽減。
加えて、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールや全方位モニター用カメラを装備し、初心者でも安心して運転できます。都市部での駐車や狭い道路での走行でも、安心感が大きく向上しています。
パワートレインは、660cc直列3気筒エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた「XS」と、ターボ付き「XT」の2種類を用意。
2WDと4WDを選択でき、日常の街乗りからアウトドアでの悪路走行まで幅広く対応できます。
燃費性能も軽SUVとして優れており、エントリーモデルの「XS 2WD」ではWLTCモードで23.9km/Lを記録するなど、維持費の面でも魅力的です。
価格(消費税込み)は215万9300円から236万3900円と、同クラスの競合モデルと比べても十分に競争力のある設定です。
最近の動向として、2025年は軽SUV市場全体がさらなる拡大を見せており、アウトドア志向だけでなく、日常の利便性や快適性を重視するユーザーの需要が高まっています。
その中で、タフスタイルは軽自動車ならではの取り回しの良さを持ちつつ、SUVとしての魅力をしっかりと融合させた稀有なモデルです。
街乗りから週末のレジャーまで幅広く活躍できるため、実用性と個性を求めるユーザーにとって理想的な選択肢と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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