ヤマハの「新“丸目”レトロネイキッド」大型バイクに注文“殺到”! おしゃれ「アイボリー」の日本限定カラーは即・受注終了に! 新「XSR900」 販売店が語る反響と販売状況とは?

ヤマハは2025年9月末まで、「XSR900」の日本限定カラーであるアイボリーを受注生産で販売しました。発表当初から注目を集めたこの特別仕様は、販売店によると高い関心を集め、多くの注文が寄せられたといいます。では、受注終了を迎えた今、現場ではどのような声が聞かれているのでしょうか。

販売店「一番人気のカラーでした」 若い層を中心に幅広い反響

 ヤマハは2025年9月末まで、「XSR900」の日本限定カラーであるアイボリーを受注生産で販売しました。

 XSR900は、2014年に初代モデルが登場したネオレトロスポーツネイキッドです。

ヤマハ「XSR900」日本専用カラー
ヤマハ「XSR900」日本専用カラー

 同モデルは 「クロスプレーン・コンセプト」に基づいて開発されたモデルで、888cc水冷直列3気筒エンジンを搭載。トルク感を重視した設計と、「軽量・スリム・コンパクト」をテーマにした車体構成が特徴となっています。

 さらに、丸目のヘッドライトを中心としたネイキッドスタイルを踏襲しつつ、上面がフラットなタンクを採用しています。

 加えて、金属の質感を活かした造形や仕上げによって、レトロな雰囲気の中にも現代的な印象を投影。

 電子制御面では、6軸のIMU(慣性計測装置)を中心に、車体姿勢を検知して制御をおこなうシステムを多数採用しています。

 IMUの情報をもとに作動する「TCS(トラクションコントロールシステム)」や「SCS(スライドコントロールシステム)」、「LIF(リフトコントロールシステム)」がライダーの操作を支援。

 また、旋回中の制動時に横滑りを検知してブレーキ圧を制御する「BC(ブレーキコントロール)」も装備されており、これらのシステムが連携して安定した走行をサポートします。

 また、クラッチレバーにはアジャスター機構を備え、軽い操作感とともに手の大きさに合わせた調整が可能です。

 さらに、アシスト&スリッパークラッチの採用により、シフトダウン時の挙動を穏やかにし、疲労を軽減する効果もあります。

 XSR900の限定カラー「アイボリー」は、2025年3月に開催されたモーターサイクルショーで発表された後、受注生産方式で同年9月末まで、期間限定で販売されました。

 では、XSR900の限定色について、販売店での反響はどれほどだったのでしょうか。

 あるヤマハ販売店の担当者は、次のように話します。

「XSR900のアイボリーカラーは、日本限定カラーであり受注生産でしたが、売れ行きでいうとかなりの数が売れました。

 弊店では3月のモーターサイクルショーでの発表以来、多くの反響がありましたね。

 XSR900は他にもブラックやホワイトの設定がありますが、その2台を差し置いて一番人気があり、当店では一番売れた車種になります。

 購入者の客層は意外にも若い方が多い印象でしたが、全体的には幅広い年齢層の方が注文してくださいました。

 また、2025年は本来、新型の『YZF-R9』を中心に販売を展開する予定でしたが、発売が遅れたことで販売が伸び悩み、同様に『YZF-R1』は生産台数が少なく、店舗として扱える台数が限られていました。

 そのため、それらの穴を埋める形で当店の売り上げに貢献してくれましたね」。

※ ※ ※

 このように、限定カラーのアイボリーは発売から受注終了まで、多くのライダーの関心を集めたとのことです。

 発表時から注目度が高かったことに加え、販売状況の変化も相まって、販売店にとっても重要な存在となったことがうかがえました。

 今後は在庫車両の完売をもって入手が難しくなるとみられ、希少性の高いモデルとして価値が高まる可能性もありそうです。

【画像】超カッコイイ! これが超レトロなヤマハ新「XSR900」です!(40枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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