トヨタ新「“5人乗り”小さな高級車」発表! “めちゃ豪華”インテリア採用した「特別仕様車」がスゴイッ! “匠”仕上げの「超上質メッキ」&「削り出しエンブレム」も採用! 旧車レトロな「JPNタクシー」ベースに岩本モータースが開発!
岩本モータースは2025年11月4日、デザインと製作を請け負った唯一無二の「特別仕様車」を明治記念館に納入したこと発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ新「“5人乗り”小さな高級車」!
岩本モータースは2025年11月4日、デザインと制作を請け負った唯一無二の「特別仕様車」を明治記念館に納入し、同年8月から運用開始したと発表しました。
この特別仕様車とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

明治記念館は、1947年に開館した総合結婚式場。
2025年6月までに累計23万組以上の新郎新婦が結婚式を挙げたほか、現在は結婚式にとどまらずパーティー、会議、食事会など多様な用途で利用されています。
そんな明治記念館に今回納入された特別仕様車は、同館およびフォレストテラス明治神宮・桃林荘が、明治神宮で挙式を行った新郎新婦やVIP客の送迎をするためのクルマをリニューアルしたものです。
岩本モータースはこの特別仕様車について、「明治記念館の広大な庭園の緑と貴重で文化価値の高い本館玄関のクルマ寄せや館内との融合性を第一に、世界中の王室や皇室の伝統的な馬車や自動車を参考にして、気品と普遍的なるフォーマルとは何かを追求することが根底の考え方になりました」と説明。
製作するうえで参考にされたのは、1960年代に「小さなロールスロイス」としてセレブに愛された英国車「バンデンプラス・プリンセス」です。
室内のレザーに最高級品を使用していたバンデンプラス・プリンセスの高級感を取り入れるため、従来の特別仕様車の後席を上質な本革張りのクラシカルモダンなデザインに刷新しました。
ホイールは、1970年代の「ジャガー」など上級モデルに使用されていたクロームメッキ仕上げを採用。
さらに研磨を三度重ねて細部まで鉄地金を磨き出して、銅メッキ、ニッケルメッキを施し処理した上に、クロームメッキをかけています。
エンブレムは、無垢材の真鍮インゴットからの精密金属加工削り出しを施行。
王室馬車風のゴールドラインを纏う漆塗りを再現した特注カラーリングに、真鍮ならではの光沢を添えた逸品です。
※ ※ ※
このように手の込んだリニューアルが行われた、明治記念館の特別仕様車。
ベース車は明言されていないものの、その外観から推測するに、クラシックなデザイン要素を持つトヨタ「JPNタクシー」と見られ、同車の特徴を上手く引き出しつつ、婚礼移動車として特別感のある1台に仕上がっています。
今回の発表とともに岩本モータースは、「幸せあふれるお二人を乗せて走る特別仕様車に、祝福の注目が集まることと確信いたしております」と述べており、引き続き多くのイベントにおいて笑顔と幸せをもたらし、活躍するクルマとなるでしょう。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。


















































