カワサキ「“新”ストリートファイター」に熱視線! 若年層からは「やっぱりかっこいい」「個性的で好きな一台」との声も 新世代の“Z”「Z1100SE」とは

「Sugomiデザイン」を守りつつ最新技術を融合

 大きく進化したZ1100 SEについて、カワサキブースの担当者は次のように話します。

ジャパンモビリティショー2025で日本初公開されたカワサキ新型モデル「Z1100 SE」
ジャパンモビリティショー2025で日本初公開されたカワサキ新型モデル「Z1100 SE」

「デザインを含めてこの個性的なスタイリングが愛されていて、主に若い方からの支持が多い印象です。

 新型発表後は『やっぱりかっこいい』『個性的で好きな一台』といった反響も多く寄せられており、特にスタイリング面での評価が高いです。

 また、『Sugomiデザイン』は2014年の初採用以来大きく変更せず、『クロヒョウ』をイメージした猛獣のような佇まいを意識しています。

 とくに、スタイリングを最優先にして、デザインは強いこだわりを持って開発を進めました。

 さらに、排気量が1100ccに拡大されたことに伴い、セッティングを全面的に見直しました。

 これにより、街中やワインディングでは扱いやすく、高回転域まで回すとダイレクトな加速を楽しめるよう調整し、日常的な乗りやすさを維持しつつ、回すと見た目通りの攻撃的なエンジンフィーリングになるように設定しました」。

 また、担当者は機能面で次のように進化したといいます。

「機能面では、5インチのフルカラー液晶メーターを新たに採用しました。

 スマートフォンとの連携によりナビゲーション表示が可能になったほか、音声操作機能も追加しています。

 また、6軸IMUのデータも表示でき、走行ログを後から確認することもできます。

 乗っていない時でもモーターサイクルと対話できるような楽しみを感じて欲しいと思い、細かい装備にもこだわりました。

 さらに、この大型メーターをデザイン全体に違和感なく収めるため、カウルとハンドルの内側に設置する工夫を施しています。

 とくに、ネイキッドモデルではメーターが外に張り出してしまうとバランスが崩れるため、全体のイメージを損なわない配置を徹底しました」。

 最後に、カワサキの担当者は「スタイリングやエンジン性能など、先代のZ1000とはまったく異なる仕上がりです。新しく生まれ変わったZ1100 SEを楽しみにしていてほしいです」と話しました。

※ ※ ※

 Zシリーズの伝統と最新技術を融合させたZ1100 SEは、カワサキが掲げる「Sugomiデザイン」の完成形といえる存在です。

 発売予定の2026年2月には、どのような評価を得るのか注目されます。

【画像】超カッコいい!! これがカワサキの新型「Z1100」です(21枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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