ホンダ超本気「“2人乗り”MRスポーツカー」に反響殺到!「これ1000万円でも買う!」「最高に楽しかった」の声まで! “ホンダらしさ”伝わる「超高回転エンジン」搭載した爆速モデル「プロジェクト2&4」とは!

ホンダが「第44回 東京モーターショー」に出展して話題を呼んだ「Honda Project 2&4 powered by RC213V」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

ホンダ超本気「“2人乗り”MRスポーツカー」に大反響!

 2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、未来のモビリティが多数展示され話題となりましたが、それと同時に、過去のモーターショーで発表された挑戦的なコンセプトモデルの魅力も改めて見直されています。

 その中でも、ホンダが2015年の「第44回 東京モーターショー」で披露した「Honda Project 2&4 powered by RC213V(以下、プロジェクト2&4)」は、今なお色褪せない特別な存在感を放っており、自動車ファンを心躍らせる一台です。

ホンダ超本気「“2人乗り”MRスポーツカー」に大反響!
ホンダ超本気「“2人乗り”MRスポーツカー」に大反響!

 このプロジェクト2&4は、世界中のホンダの二輪・四輪デザインスタジオから80名以上のデザイナーが参加した社内コンペティションから生まれたアイデアを具現化した、まさに夢のクルマ。

 開発コンセプトは、「2輪車の開放感」と「4輪車の運動性能」を融合させることにありました。

 デザインは、ホンダが1960年代にフォーミュラ・ワン(F1)世界選手権に参戦していたマシンをモチーフに採用。

 車体の中央付近にエンジンを配置したミッドシップレイアウトの4輪車でありながら、ボディはまるで二輪車のようなフレームとボディカウルで構成されるという、他に類を見ないユニークな構造となっています。

 運転席は完全にむき出しとなるため、ライダーが風を全身で感じるような究極の開放感をドライバーに提供します。

 そのパフォーマンスもまた、コンセプトカーとしては破格のレベルでした。

 パワーユニットには、FIMロードレース世界選手権のMotoGPクラスで2連覇を達成した競技専用車「RC213V」の公道仕様版である、「RC213V-S」用の999cc V型4気筒エンジンを搭載。

 このユニットをプロジェクト2&4専用に開発された6速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)と組み合わせることで、最高出力215馬力/13000rpm、最大トルク117Nm/10800rpmという、超高回転型での強烈な出力を発揮しました。

 さらに特筆すべきは、その車体構成です。

 ボディサイズは全長3040mm×全幅1820mm×全高995mmという非常にコンパクトなサイズに収められ、車体重量はわずか405kgという超軽量を実現。

 この重量とエンジンパワーの組み合わせは、まさに極限のライトウェイトスポーツカーの領域といえます。

 一方で、運転席はF1マシンとは異なり、一般的な乗用車と同様に右側に配置されており、この点からも実用的なアプローチが見て取れます。

 ちなみに海外展示の際は、左ハンドル仕様になっていました。

※ ※ ※

 ホンダのように二輪車と四輪車の両方を手掛けるメーカーだからこそ提案できた、この挑戦的なモデルに対し、発表から約9年が経過した現在でもSNSでは、ファンからの熱い反響が止まりません。

「このマシン、発表当時からずっと魅力的」「ライトウェイトスポーツってのは、こういうので良いんだよ」といった、根強い支持が見られます。

 さらに、「『スーパーセブン』に通じる低くて剥き出しのスタイル、だけど外観は未来的でカッコイイ!」といった、他の極限的なライトウェイトスポーツカーと比較し、そのデザインの独創性を評価する声も上がっています。

 市販化については、「KTMの『クロスボウ』みたいな現実味のあるスタイルにして発売してくれ!」「これは1000万円でも買います!」といった、熱狂的な希望が寄せられましたが、プロジェクト2&4は残念ながらコンセプトカーに終始しています。

 しかし、このモデルが示した「日常に極限の楽しみを持ち込む」という哲学と、ホンダが持つ技術的知見は、今後も同社のモビリティ開発に影響を与え続ける、日本の自動車史における重要な試金石であったといえます。

 また、このプロジェクト2&4はドライビングシミュレーターゲームの「グランツーリスモ」シリーズにも収録されており、「ゲームで運転したけど最高に楽しかった!」という声が上がっていることも、その伝説的な魅力を裏付けていると言えるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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