スズキ「“新”アンダーボーン」モデル発表! スポーツバイクとスクーターをかけ合わせた超個性的な新型車「サトリア」をインドネシアへ導入 キーレスやナビの利用も可能に
スズキインドネシアは2025年11月8日に、アンダーボーンスポーツモデル「Satria(サトリア)」シリーズの最新型となる「サトリアPRO」と「サトリアF150」を公開しました。
アンダーボーンをマニュアルミッションで楽しむ
スズキインドネシアは2025年11月8日に、アンダーボーンスポーツモデル「Satria(サトリア)」シリーズの最新型となる「サトリアPRO」と「サトリアF150」を公開しました。
今回の刷新では、ビジュアルデザインのアップデートに加えて、ライディングの快適性を高める新技術が採用されています。

両モデルは、水冷4ストローク150ccのDOHC4バルブエンジンを備え、最高出力13.5 kw/10000 rpm、最大トルク13.8 N-m/8500 rpmという、同クラスで最大級の出力を生み出します。
このパワフルなエンジンをアンダーボーンフレームに搭載し、現行の排出ガス基準を満たしたマニュアルミッションのスポーツモデルとなるサトリアは、力強い加速、俊敏な操縦性、スリムなデザイン、機能的な装備という4つの領域を強みとしており、あらゆる走行シーンをより速く、快適でスタイリッシュにすることを目指しています。
シリーズの最上位モデルとして位置づけられるサトリアPROには、安全性と快適性を追求した先進的な標準装備が多数搭載されています。特に注目すべきは、スマートフォンとスピードメーターを連携させる「スズキライドコネクト」技術です。
専用アプリケーションを介することで、駐車位置の表示、走行記録、燃料消費量、メンテナンス時期のリマインダーなどを確認することが可能です。メーター画面にはナビゲーションシステムや各種通知、天気予報、速度制限リマインダーも表示され、これらの機能はBluetooth接続によって動作します。
安全性向上のため、前輪にはアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)を装備し、急ブレーキ時でも車輪のロックを防ぎ、ライダーが車両のコントロールを維持しやすくなっています。
セキュリティ面では、スマートキーリモコンを携帯するだけでエンジン始動やハンドルロックが行えるキーレスイグニッション装置を導入。さらに、モバイル機器の充電に便利なUSBポートと961mlの収納スペースも備わっています。
また、変速機には、クラッチ操作を滑らかにするスズキクラッチアシストシステム(SCAS)が採用されました。このシステムは、加速時のクラッチグリップ力を高めるアシスト機能と、シフトダウン時の圧力を制御するスリッパー機能から成り立っており、ライダーの操作性を向上させます。
デザイン面では、よりダイナミックなLEDヘッドランプが特徴です。
対してサトリアF150は、サトリアPROと同等の性能を備えつつ、よりコンパクトでスタイリッシュなパッケージを実現したモデルです。SCASや最上位モデルと同等の収納スペースを搭載しながら、より競争力のある価格設定となっています。
サトリアPROは限定カラーの「キャンディマット・ボルドーレッド/タイタンブラック」が用意され、価格は3490万ルピア(日本円で約35万円)です。
サトリアF150は「パールブライトアイボリー/メタリックマットフィブロイングレー」と「メタリックミディアムブルー/メタリックマットフィブロイングレー」の2色展開で、価格は3100万ルピア(日本円で約28万円)に設定されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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