新「四駆SUV」発売! 2つの異なる「カクカクボディ」に日本専用の“レトロデザイン”採用! V8エンジン搭載で斬新「2人乗り仕様」も! 歴史感じるランドローバー「ディフェンダー」登場!

ランドローバー「ディフェンダー」の日本限定特別仕様車「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION(クラシック・ディフェンダー・ワークス・V8・ムロマチ・エディション)」が発売されました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

日本での歴史にフォーカスをあてた特別仕立て

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年10月29日、四輪駆動車「ディフェンダー」の日本限定特別仕様車「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION(クラシック・ディフェンダー・ワークス・V8・ムロマチ・エディション)」の受注を開始したと発表しました。

 販売台数はわずか2台で、「90」と「110」にそれぞれ1台ずつが割り当てられています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

レトロデザインと専用の加飾がカッコイイ!
レトロデザインと専用の加飾がカッコイイ!

 ディフェンダーは、英国の自動車ブランド「ランドローバー」を象徴する四輪駆動車として広く知られています。

 その源流となる「シリーズ1」は1948年に誕生。1958年にシリーズ2、1971年にシリーズ3へと進化し、1990年にディフェンダーという車名が初めて採用されました。

 現行型となる2代目モデルは2019年に日本で先行予約を開始し、2020年から通常モデルの受注を開始しています。

 ボディタイプは、ショートボディの3ドア仕様である90と、3列シートを設定可能な5ドア仕様の110、130をラインアップ。

 パワートレインはガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドと多岐にわたります。

 さて、今回登場したCLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITIONは、5リッターV型8気筒エンジンを搭載する日本限定の特別仕様車です。

 車名は、ランドローバーが日本で初めて輸入された地である「日本橋室町」にちなんで名付けられました。

 ディフェンダーの源流であるシリーズ1が日本に初めて輸入されたのは1950年。当時、シリーズ1を輸入した日本エンジニアリングは東京都中央区日本橋室町に拠点を構えていました。

 そこから日本におけるランドローバーの歴史が始まり、2025年には事業開始から75周年を迎えます。

 その大きな節目を記念して登場したムロマチエディションは、状態の良いクラシック・ディフェンダーをベースに分解・再構築し、新しい部品を用いて組み上げられています。

 ボディサイズは、90が全長3894mm×全幅1790mm×全高1968mm、110が全長4639mm×全幅1790mm×全高2021mm。

 無骨でスクエアなフォルムは、ひと目でディフェンダーとわかる個性的なシルエットです。

 ボディカラーには、本モデル専用に開発された特別色「ムロマチ・ヘリテージ・ニュートラルグレイ」を採用。

 最新モデルとは異なるランドローバーのエンブレムやリアの「MUROMACHI」ロゴなど、随所にあしらわれた真ちゅう製バッジは、英国バーミンガム最古の宝飾店によって製作されたもので、シリーズ1輸入車用シャシープレートをモチーフとしています。

 さらに、ブラックの16インチスチールホイールやアウタードアハンドル、金具類、そしてボディ同色のメッシュグリルを装着し、全体のデザインに統一感をもたせています。

 ソフトトップ仕様の90は2人乗りで、ルーフにはチョコレートブラウンのファブリックルーフを採用。

 折りたたみ式ルーフは、2016年に生産を終了した最後のクラシック・ディフェンダーに装備されていたファブリックルーフからデザインの着想を得たといいます。

 本格的なタイダウンとウェビングが備わり、ジッパーを開けて巻き上げることでオープンドライブを楽しむことができます。

 一方の110はブラックルーフを採用し、乗車定員は5名です。コックピットは右ハンドル仕様で、インテリアは高級感のあるチョコレートブラウンのセミアニリンレザーでコーディネート。

 シルバーアルマイト仕上げのインナードアハンドルやブラックのファブリックルーフフレームを装着し、日本の伝統美を表現しています。

 パワートレインには、最高出力405PS、最大トルク515Nmを発生する5リッターV型8気筒自然吸気ガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは8速AT、駆動方式はAWDです。

 ムロマチエディションの価格(消費税込)は、90・110ともに6400万円です。

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Writer: 山城颯太

理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。

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