ヤマハ“新”「スポーツスクーター」初公開! 25年の歴史を持つ「TMAX」の特別仕様登場 「25th Anniversary」イタリアで披露
ヤマハ・ヨーロッパは、イタリアのミラノで2025年11月4日から9日まで開催中のバイク見本市「EICMA 2025」において、「TMAX 560」の特別な記念モデル「TMAX 25th Anniversary」を公開しました。
かつての特別仕様車をオマージュ
ヤマハ・ヨーロッパは、イタリアのミラノで2025年11月4日から9日まで開催中のバイク見本市「EICMA 2025」において、「TMAX 560」の特別な記念モデル「TMAX 25th Anniversary」を公開しました。
2001年から日本市場でも販売されているTMAXは、“Maximize the Moment”を開発コンセプトに掲げる大型スポーツスクーターであり、オートマチック「MAX」シリーズのフラッグシップとして位置づけられるモデルです。

今回発表された特別仕様車は、上級グレードである「TMAX 560 TECH MAX ABS」を基に開発されています。
ベースモデルは、クルーズコントロールシステムや電動調整式スクリーン、メインシートヒーター、調整機能付きリアサスペンションといった快適装備を継続して採用しています。
さらに、ヘアライン仕上げの切削ホイールやタイヤの空気圧を監視するTPMS(R)、温まりやすくなった新しいグリップウォーマー、ハンドルスイッチバックライト、ワンプッシュスタート機能なども備えています。
最新のTMAXシリーズは、走行性能のアップグレードも図られています。ECUの変更などによって環境性能が向上したほか、吸気系と排気系の仕様変更により、クリアなサウンドとリニアな駆動力を実現しました。
また、新しいクラッチセッティングが滑らかな操作性に貢献し、6軸「IMU」を活用したバンク角対応ABSであるBC(ブレーキコントロール)も採用されています。
デザイン面では、少しアゴを引いたような表情の新しいフロントマスクがジェントルな雰囲気を演出し、スマートフォン専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(Y-Connect)」にも対応しています。
この25周年記念モデルは、2006年に登場した「TMAXスペシャル」からインスピレーションを受けています。ボディには専用のダークグレーメタリック塗装が施され、赤クロームのTMAX 3Dバッジが配置されています。足元にはリムに機械加工が施されたブラックホイールが装着され、美しいコントラストを演出しています。
装備面では、プレミアムなダブルステッチシートに独自の赤カバーが採用されたほか、25th Anniversary 3Dロゴと特別な“ブラックMAX”バッジが所有感を高めます。
さらに、7インチTFTカラーメーターには、始動時に「TMAX 25 ANNIVERSARY」のロゴが浮かび上がる特別なアニメーションが追加されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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