日産「新型エルグランド」世界初公開! “高級ミニバンの皇帝”16年ぶり「フルモデルチェンジ」! 強敵「アルファード」超えるデカさ×めちゃ美しい「和風デザイン」採用! 2026年夏に発売へ!

日産が「ジャパンモビリティショー2025」に出展して話題を呼んでいる新型「エルグランド」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

新型「エルグランド」世界初公開! “高級ミニバンの皇帝”が全面刷新!

 東京ビッグサイト(国際展示場)で2025年10月29日から開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」。

 日産は新型「ルークス」や新型「リーフ」など注目モデルを複数展示しましたが、その中で特に話題を集めたのが、今回ワールドプレミアとなった新型「エルグランド」でした。

新型「エルグランド」世界初公開! “高級ミニバンの皇帝”が全面刷新!
新型「エルグランド」世界初公開! “高級ミニバンの皇帝”が全面刷新!

 現行モデルの3代目エルグランドは2010年に発売。

 幾度のマイナーチェンジや一部改良が施されてきたものの、登場からすでに15年が経過しており、いよいよフルモデルチェンジが近いと予想されていました。

 そんな中、ついに新型エルグランドが公式に発表されたため、会場ではひと際大きな注目が集まったのです。

 今回登場した4代目の新型エルグランドは、「The private MAGLEV」がデザインコンセプト。

「MAGLEV」とは「リニアモーターカー」を意味する言葉で、まさにリニアモーターカーの姿をイメージさせる洗練されつつもダイナミックなフォルムが、新型エルグランドの特徴です。

 ボディサイズは、全長4995mm×全幅1895mm×全高1975mmと、現行モデルよりサイズアップし、ライバルのトヨタ「アルファード」(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935-1945mm)をも超える大きさを獲得しました。

 またエクステリアには、「時を超えて受け継がれる日本のDNAを具現化した」と説明されるデザイン、「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を全面に採用しています。

 まず力強さを感じさせるフロントフェイスには、日本の伝統工芸「組子」をモチーフとするグリルパターンが用いられており、さらに「日本庭園の『間』と『整』を思わせる独特の美意識」を醸し出しているとのこと。

 この組子のデザインパターンは、ホイールにも用いられています。

 ボディカラーには、「富士の黎明の一瞬を切り取った自然美を表現した」という「FUJI DAWN(フジドーン)」と、「日本で古来より高貴さや格式の高さを象徴する色から着想した」という「至極(シゴク)」の2トーンカラーを新色として追加。

 特別感と存在感のある高品位なカラーリングとなっています。

 インテリアは、従来のエルグランドで評判だった広さと快適性はそのままに、「特別なプライベートラウンジ感」を高めているのが特徴。

 日本の伝統色から着想を得たという「紫檀(シタン)」をシートカラーに採用することで、室内にさらなる高級感を加えています。

 また、センター・メーターディスプレーに、日産の国内モデルとしては初めてとなる「14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイ」を採用。

 このように、上質さはもちろん先進性も新型エルグランドの魅力と言えるでしょう。

 パワートレインには、新しく設計された1.5リッターのZR15DDTe型エンジンと、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機をまとめた「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」で構成された「第3世代e-POWER」を採用し、力強さ、燃費性能、静粛性を高いレベルで兼ね備えています。

 その他にも、前後モーターのトルクを適切にコントロールしてスムーズな加速や旋回を生み出す電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」や、走行状況に応じて4輪の減衰力をコントロールする「インテリジェントダイナミックサスペンション」も搭載。

 エクステリアだけでなく走行面でも、リニアモーターカーをイメージさせる走行性能と上質な乗り心地を実現しました。

 さらに日産独自の運転支援システム「プロパイロット2.0」のほか、ウインカー操作で作動する「車線変更支援機能」も搭載され、安全面の強化も図られています。

 このような新型エルグランドの発売は、2026年の夏に予定されていますが、詳細な発売時期や価格、スペックなどはまだ発表されていません。

 ユーザーからも大きな期待が寄せられている一台だけに、日産の今後の動向に引き続き注目です。

【画像】超カッコいい! これが日産「新型エルグランド」です!(64枚)

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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