スズキ「新クロスオーバーモデル」登場! ウイングレットの装着で高速安定性を向上した「GSX-S1000GX」イタリアで公開 ミラーマウント改良で後方視認性もアップ
スズキは、2025年11月4日から開催されているバイクの見本市「EICMA2025」において、「GSX-S1000GX」の新型モデルを発表しました。
高速域での安定性を向上
スズキは、2025年11月4日から開催されているバイクの見本市「EICMA2025」において、「GSX-S1000GX」の新型モデルを発表しました。
このモデルは、タフなスタイリングとスポーティな走行性能を両立させた大型モデルです。

GSX-S1000GXは、「EICMA2023」で初めて公開されたクロスオーバーモデルで、「GSX-S1000」シリーズの派生モデルとしてラインアップに加わりました。
スポーツツアラーの快適性とアドベンチャーモデルの走破性を掛け合わせた一台に仕上げられています。
心臓部には、定評のある排気量999ccのDOHC水冷4気筒エンジンを据え、最高出力152PS、最大トルク106Nmを発生させます。
このモデルの大きな特徴として、スズキの二輪車で初めてショーワ製の電子制御式セミアクティブサスペンションが取り入れられました。
この「スズキ・アドバンスド・エレクトロニック・サスペンション・システム(SAES)」は、出力特性やトラクションコントロールレベルと統合管理する「SDMS-α」と連携します。
さらに、通常路面では応答性を重視し、石畳や凹凸のある路面では乗り心地を滑らかにする設定を自動で切り替える「スズキロードアダプティブスタビライゼーションシステム(SRAS)」も搭載されています。
その他にも、車体がコーナーで傾いている状態でもABSを作動させられるモーショントラックブレーキシステムをはじめ、数々の先進的な電子制御システムが備わっています。
発進をスムーズにするローRPMアシスト、スズキクラッチアシストシステム(SCAS)、スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)、双方向クイックシフトシステム、スマートクルーズコントロールシステムも標準で装備されます。
今回発表された新型モデルでは、フェアリングに新たに設計されたウィングレットが装着されました。
これによりダウンフォースを高めることで、高速走行時における安定性が向上しています。
また、ミラーマウントにも改良が加えられており、振動を低減し、より鮮明な後方視界を確保しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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