トライアンフ「“新”ロードスター」発表! 200kgを切る車体と独自の3気筒エンジン採用の「トライデント800」イタリア登場 日本でも予約受け付けを開始
トライアンフは、2025年11月4日からイタリアのミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2025」において、新型ネイキッドモデル「Trident 800(トライデント800)」を披露しました。
エキサイティングなライディングを提供
トライアンフは、2025年11月4日からイタリアのミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2025」において、新型ネイキッドモデル「Trident 800(トライデント800)」を披露しました。
このモデルは、都市部を駆け抜ける際のダイナミックでエキサイティングなパフォーマンスと、高揚感に満ちたライディング体験を提供することを目指して設計されています。コンパクトで筋肉質なスタンスとシンプルなスタイリングが大きな特徴です。

その心臓部には、新開発された排気量798ccの3気筒エンジンが搭載されています。このエンジンは最高出力115PSを1万750rpmで、最大トルク84Nmを8500rpmで発生させます。トリプルスロットルボディとの組み合わせにより、鋭敏なスロットルレスポンスと力強いトルクを実現し、中回転域では中毒性の高い走りを、そして1万1500rpmのレッドゾーンまで一気に吹き上がる高回転域のパワーが官能的なライディングをもたらします。
エンジンを支えるシャーシは、軽量なフレームに高性能な調整式Showa製サスペンションを組み合わせており、直感的で俊敏なハンドリングを可能にしています。フロントには41mmの倒立式大径ピストンフォークが、リアにはプリロードとリバウンドの調整が可能なモノショックが採用され、ライダーの好みに合わせたセッティングができます。
ブレーキシステムには、フロントに310mmのダブルディスクとツイン4ピストンラジアルキャリパーが備わり、強力でありながら滑らかな制動力を発揮します。車両重量は燃料満タン時で198kgと軽量に抑えられ、シート高は810mmに設定されています。
ライダーを支援する先進技術も豊富に搭載されています。走行状況に応じてスロットルレスポンスやトラクションコントロールを最適化する「Road」「Sport」「Rain」の3種類のライディングモードが選択可能です。
また、リーン感応型のコーナリングABSとトラクションコントロールが、あらゆるコーナーでライダーに安心感と優れたコントロール性を提供します。クラッチ操作を必要としないシフトアップ/ダウンが可能なTriumph Shift Assistや、長距離走行時に疲労を軽減するクルーズコントロールも標準で装備されています。
デザイン面では、彫刻のように造形された14Lのタンクから、スリムなシートとテールユニットへと続く流麗なラインが、引き締まったモダンなシルエットを生み出しています。
各種情報は3.5インチの丸型カラーTFTスクリーンに表示され、My Triumph Bluetoothシステムを介して音楽再生や通話、ナビゲーションの操作も行えます。ボディカラーは「アッシュグレー/ディアブロレッド」「カーニバルレッド/グラファイト」「ジェットブラック」の3種類がラインナップされています。
トライデント800は現在、日本国内のトライアンフディーラーで予約受付が開始されており、価格は124万9000円からです。店頭での販売は2026年2月末が予定されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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