ホンダ新型「CB1000」に“デカ箱”を装備! オトナ旅に最強な「ツーリング仕様」世界初公開! めちゃ快適な“大型カウル”も採用した「GTバイク」伊国登場!
2025年11月4日、ホンダは「EICMA2025」にて、新型バイク「CB1000GT」を初公開しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
ホンダ新型「CB1000」に“デカ箱”を装備!
ホンダは2025年11月4日、イタリア・ミラノで開催した二輪ショー「EICMA(ミラノショー)2025」にて、新型バイク新型「CB1000GT」を世界初公開しました。

この新型CB1000GTは、ホンダが開発したスポーツツアラーバイク。
「High Performance Tourer -速く、遠くまで快適に-」を開発コンセプトに、スポーツネイキッドの「高いパフォーマンスや操る楽しさ」とツアラーの「快適性や積載性」を高次元でバランスさせることを目指した、新たなモデルです。
パワーユニットには、同じくホンダの大型自動二輪車である「CB1000ホーネット」にも搭載され、力強さに定評のある1000cc水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジンをベースに、専用のFIセッティングとスロットルバイワイヤシステムを採用。
力強い出力特性を維持しながら、スロットルの開け始めの出力をより滑らかにすることなどにより、長距離ツーリングでのライダーと同乗者の疲労を軽減し、快適性を高めています。
車体は、CB1000ホーネットのスチール製ダイヤモンドフレームをベースにしつつ、シートレール部を新たに設計することで、同乗者や荷物の積載性に配慮しつつ、走行時の安定感を高めました。
サスペンションには、幅広い走行状況や積載状況に対応する、電子制御サスペンションEERA(Electronically Equipped Ride Adjustment)を標準装備。
EERAとは、6軸IMU(Inertial Measurement Unit)による車体姿勢、ECUのエンジン制御情報、車輪回転速度などから走行状態を把握し、前後サスペンションの減衰力を最適化することで、路面状況に適した高度な減衰力自動調整を可能にするシステムです。
デザイン面では、シャープな造形を施したフロントカウル・タンク一体の外装パーツが、グランドツーリングにふさわしい快適性をイメージさせます。
このフロントカウルには、5段階および上下81mmの調節幅を持つ、アジャスタブルスクリーンを採用。
シャープな造形でまとめながらも、高いプロテクション性能とニュートラルなハンドリング特性を両立させました。
ライディングモードは「STANDARD」「SPORT」「RAIN」「TOUR」の4モードを用意。
さらに、各モードにおける減衰レベルを車体負荷や好みに応じて調整可能な「ユーザーモード」も登録でき、市街地からワインディングまで多様な状況にあわせて好みの走りを楽しむことが可能です。
発進、停止時以外には左手によるクラッチ操作を不要とする「クイックシフター」も標準装備され、市街地や長距離走行での疲労を低減します。
さらに、バイクとスマートフォンをBluetooth接続することで、通話やナビゲーションといった機能を利用できる「Honda RoadSync」を標準装備しました。
そのほか新型CB1000GTでは、より楽しく快適に移動するために積載性を向上させる「トップボックス」や「パニアケース」、快適性を向上させる「ハイスクリーン」や「コンフォートシート」といった、純正アクセサリーが豊富に用意されているのもポイントです。
この新型CB1000GTは、今回はイタリアでの公開となりましたが、欧州のみならず日本国内でも販売が予定されています。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。





























