18年目の大幅刷新! 三菱“新型SUVミニバン”「デリカ」世界初公開! 約450万円&高性能4WD搭載! 大胆顔のD:5登場へ
ジャパンモビリティショー2025にて、三菱は大幅改良を行った新型「デリカD:5」を世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
“唯一無二”の存在感を更新!
2025年10月29日(一般公開は10月31日)より東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開幕。
なかでも三菱自動車工業(以下、三菱)は、大幅改良を行った新型「デリカD:5」を世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

デリカD:5は、三菱が展開するオールラウンドミニバン。2007年に登場した現行型は、広い室内空間と電子制御4WDによる高い走破性を兼ね備え、アウトドア志向のファミリー層を中心に根強い支持を得てきました。
2019年には新エンジンや8速ATの採用、運転支援技術「e-Assist」の導入など、大規模なマイナーチェンジを実施。快適性と安全性の両立を図っています。
そして今回、JMS2025にて公開された新型は、現行型のビッグマイナーチェンジに相当。外観・内装・走行性能の各面で大幅な進化が施されています。
担当者は「まず注目していただきたいのは、やはり見た目です。前後左右すべてに手が加えられ、フロントグリルやバンパーの造形も刷新されました。従来よりもさらに力強く、オフロード感が際立っています」と説明します。
フロント・リアバンパーにはシンプルで立体感のある力強いデザインに。ホイールアーチモールと新デザインの18インチホイールも加わり、タフな足元を強調しています。
ボディカラーには新設定の「ムーンストーングレーメタリック/ブラックマイカ」の2トーンを追加。カラーバリエーションの拡充も図られています。
インテリアでは、8インチカラー液晶メーターを新たに採用。インストルメントパネルやシート生地の変更がされ、ギア感とプレミアム感を両立しています。
このほか、ポイントについて担当者は「走行性能と安心感の両立もポイントです。三菱の四輪制御技術『S-AWC』や予防安全機能の強化も確認でき、走行性能と安心感の両立が図られている印象です」と話します。
S-AWCでは、NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOWの4つのドライブモードを設定。多様な路面状況に対応する高い走破性を確保しています。
運転支援技術「e-Assist」も強化もされ、衝突被害軽減ブレーキは自転車の検知に対応し、誤発進抑制機能ではアクセルの踏み間違いにも対応。
さらに、前後バンパーのソナーによる「パーキングセンサー」、画質を3倍に高めた「マルチアラウンドモニター」、先行車発進通知なども新たに採用されています。
パワートレインは従来通り、2.2リッター4気筒コモンレール式クリーンディーゼルターボエンジン×8速ATの組み合わせ。最高出力107kW(148馬力)、最大トルク380Nmを発揮します。
大幅改良を行った新型デリカD:5の価格(消費税込)は約450万円から495万円を予定しています。なお予約受注は10月30日に開始し、今冬に発売される見込みです。
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反響について担当者は、以下のように話します。
「会場でも『待ってました』という声が多く聞かれ、多数の反響をいただいています。
価格帯は450万円から500万円程度と従来モデルより価格アップしているものの、皆さんにご納得いただけるモデルになっているのではないかと思います」
会場では、悪路走破仕様を描いた迫力ある展示に、じっくりと眺めるユーザーの姿も多数見受けられました。
デリカD:5は、今回の改良により、力強いスタイリングと高機能な装備をさらに磨き上げ、幅広いライフスタイルに応える一台へと進化しています。
今後発売とともにどのような盛り上がりを見せるのか、引き続き動向が注目されます。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。




























































