ホンダ「“新”ヴェゼル」発表! 3年ぶり復活の「走りの“RS”」に注目! 専用デザインで全長4.3m級の「ちょうどイイサイズ」なスポーティSUVに販売店の反響は!?
ホンダはコンパクトSUV「ヴェゼル」の一部改良モデルを発表するとともに、スポーティグレード「e:HEV RS」を新設定しました。販売店には、ユーザーからどのような反響が寄せられているのでしょうか。
装備の充実と価格改定でより利便性を高めた「新ヴェゼル」
ホンダは2025年10月24日、「ヴェゼル」の新たなグレード「e:HEV RS」を発売しました。またベースのヴェゼルについても一部改良を施し、10月3日に発売しています。
販売店にはどのような声が集まっているのでしょうか。

現行のヴェゼルは2021年に登場した2代目で、上質なデザインと扱いやすいサイズ感を兼ね備えたSUVとして人気を集めています。
ボディサイズは、全長4330mm×全幅1790mm×全高1590mm、ホイールベースは2610mmで、乗車定員は5名となっています。
コンパクトながらも広い室内空間と、高い走行安定性を両立している点が特徴です。
エクステリアは、クーペのような流れるルーフラインと水平基調のシルエットを特徴とし、シャープなヘッドライトや立体的なグリルが印象的です。
また、サイドからリアにかけてはシンプルで引き締まった造形とし、上質で落ち着いた印象を与えています。
一方のインテリアは、視界の広さと操作性を重視したレイアウトで、インパネまわりは水平デザインを基調に物理スイッチを残すなど、扱いやすい設計となるよう図られています。
パワーユニットは2タイプ。主力となるのは、1.5リッター直列4気筒エンジンと2モーターハイブリッドシステムを組み合わせた「e:HEV(イーエイチイーブイ)」で、電気式無段変速機と組み合わされます。駆動方式はFFと4WDが選択可能となっています。
またガソリン仕様の「G」グレードのみ、1.5リッターDOHC i-VTECエンジンとCVTが用意されます。駆動方式は4WDのみの設定です。
どちらの仕様も、日常走行での扱いやすさと燃費性能の高さが魅力です。
今回の一部改良では「G」「e:HEV X」「e:HEV X HuNTパッケージ」に、ホンダコネクトディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0車載器がセットで、メーカーオプションとして新たに追加されました。
あわせて原材料費や物流費の高騰にともない、従来価格より6万9300円から14万3000円の値上げもおこなわれています。
価格(消費税込み、以下同)は、275万8600円から391万9300円です。
デザインやパワートレインに大きな変更はないものの、装備面の充実によって使い勝手や満足度が高められた内容となっています。
また新設定されたe:HEV RSは、初代ヴェゼルに設定されていたスポーティグレード「RS」が現行型の登場とともに姿を消して以来、およそ3年ぶりの復活となります。
新たなRSはコンセプトに「URBAN SPORT VEZEL」を掲げ、走行性能とデザインの両面を強化しました。
全高を1545mmに抑えた専用ローダウンサスペンションの採用をはじめ、電動パワーステアリングの専用チューニングなど図り、走行性能を向上させています。
また外観はRS専用のフロントグリルやエンブレム、前後バンパーモールディングのほか、18インチアルミホイールを採用。内装も黒基調に赤のアクセントを取り入れ、ラックス スエードを使用した専用コンビシートを採用するなど、内外装でスポーティなテイストにまとめました。
さらにこれまでのRSシリーズに用意されていなかった4WDも設定され、選択肢を広げています。
e:HEV RSの価格は、374万8800円から296万8800円です。


































































































