約606万円! ホンダ新「流麗クーペSUV」発表に反響多数! “ハニカムグリル”&2リッター「VTEC」エンジン搭載! 新デザインの「大径ホイール」もイイ 伯国の「ZR-V」が話題に

ホンダのブラジル法人は2025年10月15日、クロスオーバーSUV「ZR-V」の2026年モデルを発表しました。上質な内外装デザインに加えて、利便性や安全性能も向上した注目の新型ZR-Vに対してSNSでは多くの反響が寄せられています。

上質感を高めた2026年モデル

 ホンダのブラジル法人は2025年10月15日、SUV「ZR-V(ゼットアールブイ)」の2026年モデルを発表しました。ブラジルでは2023年から販売されており、今回のアップデートでデザイン性と装備の質感が一段と向上しています。

クーペライクなフォルムとハニカムグリルが調和する2026年モデルの「ZR-V」(ブラジル仕様)
クーペライクなフォルムとハニカムグリルが調和する2026年モデルの「ZR-V」(ブラジル仕様)

 ZR-Vは、11代目「シビック」と同じプラットフォームを採用するクロスオーバーSUVで、ブラジル市場では「HR-V」と「CR-V」の中間に位置づけられています。

 ボディサイズは全長4568mm×全幅1840mm、ホイールベースは2655mmで、街乗りの扱いやすさとSUVらしい力強さを両立しています。

 エクステリアでは、ハニカム形状のフロントグリルと伸びやかなボンネットラインが印象的で、流れるようなクーペフォルムがスタイリッシュな印象を演出。2026年モデルでは新デザインの18インチアルミホイール(ブラック×ダイヤモンドカット仕上げ)を採用し、足もとから上質感を高めています。

 さらに、電動格納式ドアミラーを新たに採用したほか、LEDヘッドライトやリアスポイラー、ブラックグロス加飾も引き続き標準装備。全体として、より高級志向のデザインへと進化しています。

 インテリアは、曲線を描く“フローティングセンターコンソール”が特徴で、操作性と美しさを両立。ブラックまたはライトグレーのレザーシートを採用し、デジタルメーターや9インチのタッチスクリーンディスプレイを備えています。

 インフォテインメントシステムはワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoに対応。「my Honda Connect」アプリを利用することで、スマートフォンからエアコンの遠隔操作や車両位置の確認も可能です。

 パワートレインは、2リッター直列4気筒i-VTECガソリンエンジン(最高出力161馬力/最大トルク19.1kgm)とCVTを組み合わせ、滑らかで静粛性の高い走りを実現。燃費はブラジル独自のPBEVモードで市街地10.4km/L、郊外12.3km/Lと公表されています。

 安全装備も充実しており、「Honda SENSING」を全車標準装備。アダプティブクルーズコントロール(ACC)、衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)、車線維持支援システム(LKAS)などを備えるほか、8つのエアバッグ、車両安定化制御、坂道発進補助なども搭載されています。

※ ※ ※

 ブラジルでの販売価格は21万4500レアル(日本円で約606万円)。プレミアムSUVとしての存在感をさらに高めたモデルであり、上質なデザインと高い安全性を兼ね備えた1台として注目を集めています。

 2026年モデルのZR-Vについて、SNSでは多くの反響が寄せられています。

「日本仕様よりこのバンパーデザインの方がいい」「ハニカムグリルがカッコいい」と、デザインを高く評価する声が目立ちました。

 一方で、「606万円は高すぎる」「ブラジルで600万円オーバーは驚いた」と、価格に驚くコメントも多く見られます。

 また、「パーツでハニカムグリルだけ欲しい」「米国版は最初から多角形グリル、日本も選べるようにしてほしい」といった意見も寄せられており、日本仕様との差に注目するユーザーも多いようです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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