ビモータ“新”「過給器付きアドベンチャー」日本導入決定! 希少なハブセンターステアリング採用のアドベンチャーが遂に登場 国内発売にむけ準備開始
カワサキは2025年10月29日、ビモータの新たなモデル「Tesi H2 TERA」について、国内販売に向けた準備に着手したことを明らかにしました。
カワサキ製エンジン搭載の最新モデル
カワサキは2025年10月29日、ビモータの新たなモデル「Tesi H2 TERA(テージ・エイチツー・テラ)」について、国内販売に向けた準備に着手したことを明らかにしました。
Tesi H2 TERAは、2019年に発表された「TESI H2」に続き、カワサキ製のスーパーチャージドエンジンを搭載するモデルです。ビモータにとっては初となるパフォーマンス・クロスオーバー(アドベンチャー)モデルとして位置づけられています。

心臓部には、最高出力147.1Kw(200hp)を11000rpmで、最大トルク137Nmを8500rpmで発生させる、排気量998ccのカワサキ製スーパーチャージドエンジンが搭載されています。
また、車体の特徴的な機構として、TESI H2と同じくハブセンターステアリングを採用しています。これはスイングアーム式サスペンションに取り付けられたフロントハブに舵を取る構造を設けたものです。
アドベンチャーモデルとしての性能を最適化するため、フロントの重量配分はTESI H2の53%から52.5%へ変更されています。サスペンションには、標準でオーリンズ製TTXサスペンションが備わります。さらに海外仕様では、オプションとしてマルゾッキ製のセミアクティブサスペンションシステムも選択可能で、ストローク量をノーマルの114mmから145mmまで増加させることができます。
装備面も充実しており、カワサキと共同で開発したクルーズコントロールなどの電子制御システムや、アシスト&スリッパークラッチ、フルカラーTFTスクリーン、LEDライトなどが採用されています。
加えて、アクラポビッチ製のチタンスリップオンマフラーも標準で装備されます。このマフラーには、レーザーエッチングされたロゴやカーボンエンドキャップ、カーボンヒートシールドが備わるなど、豪華な仕様となっています。
参考情報として、イギリスにおける販売価格は3万5000ポンド(約708万円)と公表されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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