フォロフライ「F11VS」がJMSで初お披露目! 物流の未来を変えるEVバンが登場
フォロフライが、東京ビッグサイト(東京都江東区)で2025年10月30日~11月9日(一般公開は10月31日から)に開催されている「ジャパンモビリティショー2025」に出展しています。
「F11VS」は物流業界の救世主になる?
フォロフライが、東京ビッグサイト(東京都江東区)で2025年10月30日~11月9日(一般公開は10月31日から)に開催されている「ジャパンモビリティショー2025」に出展しています。開幕前日の29日、ブースがメディア向けに公開され、商用EV3モデルと中国・ジーカーの高級EVミニバン「009」などがお披露目されました。

2021年に創業したベンチャー企業であるフォロフライは、自社で生産設備を持たない「ファブレス」のメーカーとして、主に商用EVの開発・販売を手掛けています。
今回発表されたのは、3トンEVトラックの「F3T-B」、軽EVトラックの「FKT-B」、そして1トンクラスのEVバンである「F11VS」の3モデルです。
なかでも注目なのは「F11VS」です。
「F11VS」は全長4990mm×全幅1980mm×全高2010mmという商用バンとして必要十分なボディを持ちながら、一充電航続距離(WLTPモード)は479kmを確保しています。
インテリアは従来の商用車のイメージを大きく変える上質かつ機能的なものとなっているほか、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や360度モニター、ブラインドスポットモニタリングなどの先進安全運転支援システムも充実しています。
「F11VS」はオープン価格となっていますが、事業者向け補助金および導入キャンペーン(100台限定)の活用で、400万円台からとなる見込みです。
すでに100台以上のオーダーも!
フォロフライの小間裕康代表取締役は「F11VS」について、次のように話します。
「『F11VS』のインテリアは、商用車としてはかなり快適なものとなっています。物流業界でドライバー不足が課題となっているなか、こういった快適な装備は非常に重要かと思います。
『F11VS』の正式出荷は2026年1月からとなっていますが、すでに100台以上のオーダーをいただいています」

「F11VS」の製造は、ボルボを傘下にもつ中国・ジーリーグループによって行われます。なお、フォロフライは同日、同じくジーリーグループ傘下のジーカーによる高級EVミニバン「009」の国内販売も発表しています。
「ジャパンモビリティショー2025」は、2025年10月30日〜11月9日(一般公開は10月31日から)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催。フォロフライのブースは、東京ビッグサイト南展示棟(3・4ホール)、ブース番号KZ03(日本スーパーカー協会ブース内)です。
Writer: Peacock Blue K.K.
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