スバルが「新たな“STIスポーツカー”」を世界“初”公開! 6速MT&「水平対向ターボ4WD」搭載で「インプレッサWRX」を想起! スバルらしさ100点満点の「Performance-B STI concept」公開
スバルは「ジャパンモビリティショー2025」でSTIのコンセプトカー「Performance-B STI concept」を世界初公開しました。
「インプレッサ WRX STI」復活!? スバルらしいSTIコンセプトを披露
スバルは2025年10月29日、自動車ショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」でSTIのコンセプトカー「Performance-B STI concept」を世界初公開しました。
どのようなクルマなのでしょうか。

今回のJMSでスバルは出展コンセプトを「ブランドを際立てる」とし、「安心と愉しさ」を基盤に、走る愉しさを表現するPerformanceシーンと、冒険へ踏み出す高揚感などを表現するAdventureシーンという2つのシーンを際立たせ、絆や共感を深めるといいます。
このうち、Performanceシーンを演出するエリアで「Performance-B STI concept(以下、パフォーマンスB STI)」が公開されました。
パフォーマンスB STIは5ドアハッチバックのハイパフォーマンスモデルで、スバルのPerformanceシーンを象徴する、内燃機関(ICE)をベースとしたコンセプトモデルだといいます。
水平対向ターボエンジンや「シンメトリカルAWD」など、スバルが長年培ってきたアセット(資産)を搭載し、スバルらしい選択肢として、多くのユーザーにクルマを操る愉しさを提案します。
ハッチバックベースのボディのSTIモデルは、2007年から2014年までに販売されたインプレッサ 3代目モデルの「WRX STI」(GRB型)以来、11年ぶりの復活となります。
エクステリアは、スバルのコンパクトハッチバック「インプレッサ」と共通するボディのようですが、スバルの象徴的なカラーである「WRブルー」をまとい、前後フェンダーはインプレッサ WRX STIをほうふつとさせる、たくましいワイドフェンダーを採用。
ボンネットにはスバルの水平対向ターボエンジン搭載車のアイデンティティといえるエアインテークが設けられ、その左右にもダクトを装備し、高性能エンジンの搭載を予感させます。
フロントグリル周囲には、STIモデルの象徴カラーである「チェリーレッド」のアクセントが施されたほか、STIエンブレムも装着。インプレッサとは異なる、コの字型のシグネチャーランプ付きの精悍なヘッドライトも装備します。
フロント・サイド・リアにはスプリッター形状のアンダースポイラーを備え、またリアにはチェリーレッドのアクセント付きの超大型ウイングを装着。マフラーも中央2本出しに変更し、戦闘力を大幅に高めました。
インテリアは概ねインプレッサと共通で、大型の縦型インフォテインメントシステムなども同一ですが、シートはチェリーレッドをあしらったカーボン製のセミバケットシートを装着し、スポーティなイメージを高めています。
パワートレインは先出のように水平対向エンジン×AWDで、実車を見ると6速MTを新たに搭載しています。さらにスバル独自の走行制御技術「SI-DRIVE」を搭載し、スポーティなドライビングも期待できます。
なお、SI-DRIVEはステアリングスイッチで操作する現行モデルとは異なり、4代目「レガシィ」や3代目インプレッサなど、SI-DRIVE搭載当初のものと同様な、シフトレバー付近に装着し、操作性を高めています。
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このほかスバルブースでは、バッテリーEVのSTIモデル「Performance-E STI concept」や「トレイルシーカー」の日本仕様、「フォレスター ウィルダネス プロトタイプ」、「アウトバック ウィルダネス プロトタイプ」、「レオーネツーリングワゴン」北米仕様のカスタムカー「1983 スバル GL ファミリー ハックスター」などが展示されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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