トヨタ新「センチュリー“クーペ”」世界初公開だ! 「レクサス」の超・斬新「高級ミニバン」も発表!? トヨタグループ「JMS2025」の出展とは
まもなく、「Japan Mobility Show(JMS:ジャパンモビリティショー)2025」が開幕します。なかでも注目される「センチュリー」「レクサス」「トヨタ」「ダイハツ」の各トヨタグループブースの出展について、事前情報を交えて紹介します。
トヨタグループが世界初公開モデルを「大量投入」!
2025年10月29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「Japan Mobility Show(JMS:ジャパンモビリティショー)2025」が開幕します。プレスデー・オフィシャルデー(特別招待日)のあと、一般公開は10月31日から11月7日まで実施されます。
国内外の各自動車メーカーをはじめとするさまざまな展示やイベントなどがおこなわれますが、なかでも特に注目されるのはトヨタグループの出展です。

トヨタは10月13日、自社のオウンドメディア「トヨタイムズ」において、新しいブランド戦略を配信。ダイハツを含むトヨタグループの5つのブランドを定め、それぞれのコンセプトを表すCMを公開するとともに、JMS2025に出展する予定のコンセプトモデルを紹介しました。
なかでもトヨタ、ダイハツ、高級車ブランドのレクサス、スポーツブランドのGRと並び、新たに「センチュリー」が独立した5つめのブランドとして構成された点が目をひきます。
その狙いについてトヨタ・豊田章男会長は配信動画で、これまでトヨタの最高級車であるセンチュリーの立ち位置が明確ではなかったという問題意識から、「アバブ(above:~を超える・より上位)レクサス」としてブランドを再定義したのだといいます。
センチュリーは「One of One」を掲げ、トヨタ最上位のハイエンドブランドとなりました。
現行のセンチュリーはセダンとSUVの2タイプですが、JMS2025では2ドアクーペタイプのコンセプトモデルも初出展するといいます。
いっぽうでレクサスは「DISCOVER」をテーマにパイオニアとしてチャレンジを進め、最高級セダン「LS」の再定義を図ります。
会場ではミニバンタイプで6輪という、これまでにない斬新な姿のLSコンセプトが世界初公開される模様です。
そしてメインブランドとなるトヨタのテーマは「TO YOU」。事前に公開された広告では、次期「カローラ」と見られるセダン車のコンセプトカーをはじめ、さまざまな次世代モビリティが紹介されています。詳細については明らかにされておらず、JMS2025会場での正式披露が待たれます。
このほか、10月21日に世界初公開されたばかりの新型「ランドクルーザーFJ」も、会場に出展される予定としています。

ダイハツは、「わたしにダイハツメイ。」をテーマに、ダイハツの軽・小型車の原点といえる1957年登場の初代「ミゼット」とともに、新たな小型モビリティのコンセプトカー「ミゼットX」を初出展します。
なおGRブランドについて豊田章男会長は、「私が年末に(GRの新型車の)ワールドプレミアをやります」と配信で宣言。JMS2025のブース出展は見送られる模様です。
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トヨタグループ各ブランドの展示は、このあとJMS2025のプレスデーにてそれぞれ正式に発表される予定です。
JMS2025会場のメーカーブースのなかでももっとも大規模展示で、世界初公開モデルも多数公開されることから、大いに期待が高まります。














































































