日産がJMS2025で初公開する新型「セダン」に大反響! 「250万円は破格」の意見も? 「フーガ」級の全長4.9mボディ&低いルーフでも“室内広々”! クーペ風なN7が話題に
日産は2025年10月9日、同月29日から開催される「ジャパンモビリティショー2025」の出展概要を発表しました。目玉として、中国で人気を集めるBEVの新型セダン「N7」を日本で初公開します。その新型N7にネット上では多くの反響が集まっています。
デザインも走りも最先端!
日産は2025年10月9日、同月29日(一般公開日は30日)から開催される自動車ショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」の出展概要を発表しました。
そこで、中国で人気を集めるBEV(バッテリーEV:電気自動車)新型セダン「N7」を日本で初公開すると明らかにしました。では、どのようなモデルなのでしょうか。

新型N7は2025年4月に中国で発売されたセダンタイプのバッテリーEV(BEV)で、現地では11万9900〜14万9900元(約256万7600〜321万円)という戦略的な価格帯で販売されています。発表からわずか12時間で1万台以上を受注するなど、その人気ぶりは圧倒的でした。
このN7は、日産が中国の戦略的パートナーである「東風汽車」と共同で開発したモデルです。地域ごとのニーズを反映したグローバル戦略車として位置づけられており、今回のJMS2025ではついに日本で初公開されます。
ボディサイズは全長4930mm×全幅1895mm×全高1484〜1487mm、ホイールベース2915mm。日本ではすでに販売を終了した高級セダン「フーガ」に匹敵するスケールで、堂々としたプロポーションとクーペのような流麗なフォルムを併せ持っています。
外観はシャープなキャラクターラインと、なだらかなルーフラインが特徴。クロスオーバーのような力強さに加え、セダンのエレガントさを融合させた先進的なデザインで、都市部から郊外まで幅広いシーンに映えるスタイルです。
インテリアはフラットフロア設計により広い居住空間を確保。後席の足元や頭上のスペースにも余裕があり、ゆったりとした快適性を実現しています。大型ディスプレイを中心に最新のインフォテインメントシステムを備え、スマートフォンや各種デジタル機能との高い親和性も持ち合わせています。
中国仕様では前輪駆動方式を採用し、モーターは永久磁石同期モーター(PMSM)を搭載。バッテリーはリン酸鉄リチウム(LFP)タイプで、58kWhと73kWhの2種類が設定されています。
58kWh仕様は最高出力160kW(約218馬力)、73kWh仕様は200kW(約272馬力)を発揮し、いずれも最大トルク305Nm。航続距離は中国独自のCLTCモードで510km以上、最大635kmに達します。
急速充電にも対応し、10%から80%まで約19分、30%から80%まではわずか14分で充電可能とされる高い利便性も魅力です。都市部のユーザーから長距離ドライバーまで、幅広い層に対応できる実用性を備えています。
N7の日本初披露は、日産の電動化戦略において重要な節目となるでしょう。経営計画「Re:Nissan」に基づくグローバル展開の最前線を担うモデルとして、JMS2025で未来のモビリティを象徴する存在となりそうです。
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JMS2025で披露される新型N7に対し、SNSなどではさまざまな意見が寄せられています。
「日本で300万円以下ならヒットしそう」「中国で250万円は破格」「12時間で1万台受注は伊達じゃない」と、コストパフォーマンスや販売実績を評価する声が目立ちました。
また、「スタイリッシュでカッコいい」「今っぽいデザインだな」とスタイルを称賛する声がある一方で、「もし日本導入時は400〜500万円くらいになるのでは」「リーフの価格帯を考えると安く出せないだろう」「セダン×EVは国内では厳しい」など、導入価格や販売戦略を冷静に分析するコメントも見られます。
「リーフを出したばかりなのに、なぜこっちを国内で売らないの?」「反応次第では日本導入もあり得るのでは」といった投稿も多く、期待と疑問が入り混じった反響となっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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