トヨタが「超・最高級“2ドアクーペ”」初公開! 高級車「センチュリー」が“独自ブランド”へ進化! 精悍スタイルの「センチュリークーペ」コンセプト JMS2025でお披露目へ
トヨタは自社のオウンドメディア「トヨタイムズ」のライブ配信で、最高級車「センチュリー」がブランドとして独立すると明らかにするとともに、新たなコンセプトカーを発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
「センチュリー」ブランドは「セダン」「SUV」「クーペ」の3モデルで独立!?
トヨタは2025年10月13日、自社のオウンドメディアである「トヨタイムズ」のライブ配信を実施し、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」に登場が予定されているモデルなどのプロジェクトを発表しました。
その中で、トヨタの最高級車「センチュリー」がブランドとして独立することと、新モデルのコンセプトカーを発表しました。

トヨタのショーファードリブンとして1967年に初代モデルが登場したセンチュリーは、多くの企業や官公庁などで使用される車両となっており、初代、2代目ともに20年という長いモデルライフを誇ることでも知られています。
なかでも、1997年に登場した2代目モデルは国産乗用車として唯一のV型12気筒エンジンを搭載していたことでも有名です。
2018年に登場した3代目の現行型は、レクサスの最上級セダン「LS」で培った高い信頼性と環境性能を併せ持つ5リッターV型8気筒のハイブリッド車となり、また2023年10月には新たにSUVタイプのモデルも追加。セダンとあわせ2種類のセンチュリーがラインナップされることとなりました。
このようにトヨタ車の中でも特別な存在とも言えるセンチュリーですが、今回トヨタの一車種からブランドへと昇華することが発表され、「Above LEXUS」、つまりレクサスを超えるブランドとして君臨することとなったのです。
そして今回センチュリーブランドの発表と合わせて明らかとなったのが、センチュリーのクーペモデルの存在です。
鮮やかなオレンジのボディカラーをまとったこのモデル(仮称:センチュリークーペ)は、フロントマスクこそセンチュリーSUVと同じテイストの4灯タイプのヘッドライトを備えるものとなっていますが、ボンネットにはアグレッシブなダクトが2つ備わり、サイドシルエットは明らかに低いクーペスタイルとなっています。
またドアは左側がそれぞれのドアが前後にスライドする観音開きタイプとなっているのに対し、反対側のドアはヒンジドアのようにも見えることから、左右非対称のドアが採用されている可能性もありそうです。
パワートレインなどについては一切明らかになっていませんが、クーペスタイルということで快適性などは保ちつつも、高い動力性能も併せ持つものが搭載されるのは確実でしょう。
セダンやSUVに搭載されているものとは異なる、スペシャルなものが搭載されることを期待したいところです。
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古くからのセンチュリーを知る人にとっては、クーペスタイルのセンチュリーというのは想像もつかないものかもしれません。
しかし、例えば英国の最高級車ブランド、ロールスロイスやベントレーにも2ドアクーペモデルは存在していますから、センチュリーがブランド化した今、決して的外れなものとはいえないのではないでしょうか。














































































