ダイハツ「“高級”軽バン」がスゴイ! まるで「“ミニ”アルファード」なド迫力顔&“カクカク”なツートンボディがイイ! 「専用の豪華内装」も目を惹く「アトレー プレミアム ver.」って?
「アトレー プレミアム Ver.」は2022年に「東京オートサロン2022」で出展されたダイハツのコンセプトカーです。軽自動車ながら高級感あふれるRVとは、どんなクルマなのでしょうか。
内外装に専用の“豪華装備”を纏った高級軽バン!
2022年1月、ダイハツは「アトレー プレミアム Ver.」を「東京オートサロン2022」に出展しました。
軽RV「アトレー」をベースに、高級感と独自性を兼ね備えたこのユニークなモデルは、一体どのような特徴を備えているのでしょうか。

「東京モーターショー」の名称とコンセプトを一新し、2023年からスタートした「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー)」が、2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催されます。
メインプログラムのひとつである「Tokyo Future Tour 2035」では、2035年の「陸・海・空」「道」「自然との共生」などをテーマに、10年後の未来でモビリティがどのように変化するのかを体験できます。
参加企業には多くの自動車関連会社が名を連ねており、今回紹介する「アトレー プレミアム Ver.」を発表したダイハツも出展予定です。
アトレー プレミアム Ver.は、2022年に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された東京オートサロン2022に出展されたコンセプトカーです。
ダイハツが販売しているアトレーの上位モデル「RS」をベースに、高級感あふれるデザインと独自性を兼ね備えています。
もともとアトレーは、ダイハツのロングセラー商用車「ハイゼット」をモデルとして開発されました。
軽自動車のコンパクトさとワンボックスの利便性を両立させた設計で、現在も幅広いユーザーに支持されています。
キャッチコピーは「第三の居場所」。家や職場以外で、自分の好きなことを楽しめるマルチに活躍できる新感覚の軽RV車です。
一方、アトレー プレミアム Ver.のコンセプトは「クールさと迫力を身にまとった、プレミアムな世界観」です。
最大の魅力は、トヨタの「アルファード」を思わせる堂々としたフロントフェイス。
縦型LEDデイライトを備えたヘッドライトや、バンパーと一体化した大型グリルの造形は、軽自動車とは思えない重厚感を放っており、「軽アルファード」「高級軽バン」と称されるのも納得です。
ボディカラーは商用車でよく見られるソリッドホワイトではなく、乗用車向けのパールホワイトで塗装され、通常モデルのブラック樹脂部分も同色に塗り替えられています。
これにより、車体全体の統一感が高められています。さらに、ルーフはブラックでボディとの2トーンカラーを採用しています。
また、16インチのメッキ&ブラックホイール、ローダウンサス、サイドストーンガード、ブラックインナーヘッドランプなど、各種カスタマイズパーツが全体の統一感を演出し、高級感とスポーティさを両立させています。
車内でまず目を引くのは、ホワイトの本革風シートカバー。背面と座面に施されたダイヤモンドステッチが高級感を際立たせています。
インテリアパネルも外装同様にブラックとホワイトの2色を用い、コントラストが映えます。
さらに、カーペットマットプレミアムやLEDフロアイルミネーションも装着されています。
2022年の出展時点では、あくまでカスタマイズカーとしての展示であり、公道走行や販売は不可と明記されていました。
公式サイトでも、アトレー プレミアム Ver.に関する追加情報は掲載されていません。
一方、東京オートサロン2025では、防災支援装備を搭載した「アトレー WILDRANGER2」や複数のカスタマイズカーが出展され、注目を集めています。
発表から3年が経過し、続報が待たれる中、ユニークなモデルを精力的に生み出し続けるダイハツの今後には、自然と期待が高まります。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。






















































