トヨタ「4WDスポーツカー」がスゴい! 特大リアウイング&斬新ボンネットダクト採用! 304馬力の1.6Lターボ搭載した「GRヤリス エアロパフォーマンスPKG」通常モデルと何が違う?

トヨタは「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ」を発売しました。標準モデルとはどのような点が異なるのでしょうか。

特大リアウイング&斬新ボンネットダクト採用!

 2025年10月1日、「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ」を発売しました。

「GRヤリス」は、世界ラリー選手権の参戦車両開発をルーツとする特別なモデルです。

 そんなGRヤリスに設定される「エアロパフォーマンスパッケージ」は、同車の空力性能をさらに高めるために、レースの現場やプロドライバーの知見を得て生み出されたエアロパーツ群です。

 どのようなものなのでしょうか。

迫力スゴい「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ」
迫力スゴい「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ」

 GRヤリスは、コンパクトな5ドアハッチバックである「ヤリス」とは別設計の専用ボディを持ち、誕生当初から「ホモロゲーションモデル」として注目を集めてきました。

 現行のGRヤリスは、専用設計のプラットフォームが採用されるほか、ボンネットやルーフなどに軽量素材を使用。

 ボディサイズは、全長3995mm×全幅1805mm×全高1455mm、ホイールベース2560mmというコンパクトなサイズで、空力性能と冷却性能の両立を目的に開発されたエクステリアデザインが特徴です。

 インテリアは、運転に集中できるよう再設計されたコックピットを備えています。なお、乗車定員は4名です。

 パワートレインには、1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンが搭載され、最高出力は304馬力を発揮。トランスミッションはGR-DAT(8速AT)または6速MT、駆動方式は4WDが設定され、燃費は、WLTCモードで12.4km/L(MT車)です。

 独自開発の4WDシステム「GR-FOUR」は、路面状況に応じた最適なトルク配分の実現を図っています。

 また、GRヤリスはトヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」や「プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャーアラート」「レーダークルーズコントロール」などを備え、スポーツ走行だけでなく日常使いにおける安心感が確保されたモデルでもあります。

 では、GRヤリスのエアロパフォーマンスパッケージは、通常モデルとどのような点が異なるのでしょうか。

 最大の違いは、プロドライバーと共同開発された専用のエアロパーツを6点装備していることです。

 装備内容はアルミ製ダクト付きボンネット、リップスポイラー、ダクト付きフロントフェンダー、燃料タンクアンダーカバー、大型リアスポイラー、ダクト追加リアバンパーの6点です。

 これらは、スーパー耐久シリーズなど実戦の知見をフィードバックして設計されており、高速走行やサーキットでの安定性を大幅に向上させます。

 なお、ボンネットは「GRMNヤリス」で採用されたカーボン製と同形状で、冷却効果を高めることが可能。また、リップスポイラーはフロントリフトを抑制し、前輪の接地感の向上が図られました。

 さらに、フェンダーは、ホイールハウス内の空気を抜くことで操縦安定性を強化。燃料タンク下部を覆うアンダーカバーはボディ下の空気の流れを最適化し、空力効率を高める構造としました。

 加えて、可変角度式リアスポイラーによって高速域での安定したブレーキングに貢献し、リアバンパーのダクトは、空気抜き効果で走行安定性と耐久性を向上させています。

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 GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージの価格(消費税込)は、405万5000円から582万5000円です。

【画像】超カッコいい! これがスゴい「GRヤリス」です!(30枚以上)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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