電動化で蘇ったスズキ「新e-VanVan」に反響多数 伝統を引き継いだスタイルに「荷台付けられたら近所の買い物用にほしいな」など歓迎の声 過去のモデルを懐かしむ声も
スズキは、2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催されるJapan Mobility Show 2025において、コンセプトモデル「e-VanVan」(イーバンバン)を展示することを明らかにしました。
根強い人気の「VanVan」が電動車として登場
スズキは、2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催されるJapan Mobility Show 2025において、コンセプトモデル「e-VanVan」(イーバンバン)を展示することを明らかにしました。
同モデルは、「EVになってもバイクに乗る楽しさ、操るワクワクを感じたい」というユーザーの願いを叶えるために開発されたコンセプトモデルで、SNSやネット上では多くの反響が集まっています。

「高揚感×個性をスマートに、移動が楽しくなる、新時代のカルチャーモト」をデザインのテーマとして掲げるe-VanVanのスタイリングは、快適な乗車を支える幅広のハンドルや、ゆったりと座れるシート、そして迫力のあるワイドタイヤによって特徴づけられています。
さらに、先進的で独創的なスタイルを演出する中空ヘッドライトや、スタイリッシュさを引き立てるバーエンドミラーなども採用されています。
e-VanVanのモチーフとなったVanVanシリーズは、1971年に発売された「VanVan90」を原点とする小型レジャーモデルです。
前後に装着された極太のタイヤと、一目で見る人を惹きつける斬新なデザインによって、長年にわたり多くのファンから支持されてきました。
シリーズはその後、1972年に125ccと50cc、1973年には75ccモデルが展開され、2002年には初期のデザインを踏襲した新型「VanVan200」が登場するなど、幅広い排気量で登場してきた歴史があります。
今回の登場したe-VanVanは、この伝統あるシリーズのスタイルを継承しつつ、「デジタル」をテーマにしたユニークなカラーとグラフィックが施されています。
このコンセプトモデルの発表に対し、SNSなどでは「めっちゃかわいい!」や「荷台付けられたら近所の買い物用にほしいな」といった登場を歓迎するコメントが見られました。
一方で、「空気入れ付いてこそバンバンなんやけど……」や「全長1810mmということは、モンキー125よりやや大きいですね。もう少し小さくしてほしい」「航続距離がもう少し長いともっと良いが、レジャーバイクとしてはこれくらいで十分か」といった、往年のファンならではの意見や要望も投稿されています。
また、「昔のVanVanが実家にあった」「少し前まで持っていた」など、過去のモデルとの思い出を語るコメントも数多く見受けられました。
ガソリンエンジン時代から高い支持を受けてきたモデルの電動版ということもあり、e-VanVanは多くのバイクファンの注目を集めています。その市販化を望む声も多く、今後の展開から目が離せない一台となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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